本日もやまぼうしの家に集合です。
今日もカニを捕まえに行きたいと申し出た年少彼。
希望者をつのって側溝へカニ探しへ。
しばらくして帰ってきた彼の手の中には一匹のカエル。
こちらの年中彼と年少彼、ずーっとカエルと一緒に遊んでおりました。
泥池に放し飼いにして観察したり、手のひらにのせてみたり、タライに水ためて泳がせてみたり。
すっかりカエルで意気投合した二人。
カエルを触れるのも、今の所、こちらの二人だけかな。
今年度やまぼうしの生き物係になりそうな二人です。
こちらの年少彼、年少彼女にブランコ代わってとお願いしに行きます。
「代わって」と言われただけで大泣きする年少彼女。
そこへやってきたのは、風紀委員こと、こちらの年少彼。
もめごとがあればすぐに飛んできます。
風紀委員彼に追われて、年少彼は逃げます。
そして、年少彼女のブランコを押してあげる年少彼。
その姿を見ていると、彼は自分のことを大きなお兄さんだと認識しているのではないかと思ってみたり。
ケンカを仲裁して、ブランコを押してあげたり。
もしかしたら、卒園した彼を意識しているのかな、とも思ってみたり。
風紀委員に追われた彼は、こちらの車で遊びだす。
ちょっと前までは、たぶん年少彼女が泣いた時点で、押したりしていたかもしれない。
でも今日は泣かれても、風紀委員彼に追われても、手を出したり体当たりしなかった。
そう言えば、ここ最近、そうした彼の姿を見ていない。
なんだか大人になったなぁと感心していたら、
「ねえねえ、たける父ちゃん、○○くん悪者だからやっつけてよ」
自分ではどうにもでいないから、大人に頼ってくる年少彼。
「うぅん。父ちゃん、大人やから○○くん、やっつけられへんねん」
「なんで?」
「あっ、やっぱり違うわ。父ちゃん、○○くん、やっつけたくないねん」
「うーん、そうかぁ」
そう言って、彼はユウコさんのところへ行って、
「ねえねえ、ユウコさん。○○くん、悪者だからやっつけてよ」
なんと答えたらいいか返事にこまるユウコさんでした。
こうやって大人に助けを求めることもできて、こちらの言ったことも理解して考えてくれて。
やっぱり、なんだかすごく大人になったなぁと。
こちらではお花に水やり。
水やりも子どもたちにとっては遊びです。
水やりに精を出す新メンバーの年少彼。
マイペースな彼もずいぶんと慣れてきて、色々とお話してくれます。
「あのね、あのね。んーと、あのね、あのね」
話す内容よりも多いかもしれない「あのね」の言葉。
なにかを伝えたくて、一生懸命、言葉を探している「あのね」が可愛すぎます。
少しづつ慣れてきて、子ども同士やスタッフに心を開いていく過程が好きです。
水やりみていたら、自分もやりたくなったこちらの年少彼。
でももうじょうろがなくて、持ってきたのは自分のかばん。
これに水いれて、花にまいて満足そう。
違う子は、ジップロックに水ためて、水やり。
創意工夫がすばらしいやまぼっこたちです。
どういう流れかわかりませんが、男子四人がごっこ遊び。
みんなで手を洗っておやつを食べる設定らしい。
順番に手を洗う真似をする。
そのまま走り出す子もいれば、カエル遊びに戻る子もいて、あっというまにごっこ遊びは解散してしまったけれど。
秋ぐらいになったら、こうやって集団でごっこ遊びに夢中になっているのかな。
午後から絵の具遊び。
筆は使わずに自分の体をつかってペインティング。
もちろん、ボディペインティングも楽しみます。
お弁当は母ちゃんと食べると、今まで活動中にはお昼ごはんを食べていなかった年少彼。
でも今日は午後になって、おもむろにお弁当を出して食べ始めました。
食べ始めると、あっという間に完食。
お腹が空いていたのでしょう。
こうした姿を見ると、お弁当ひとつ食べるのにも、その子なりのタイミングがあるんだなと思います。
それは一日の中で食べるタイミングもそうですし、日単位、月単位、年単位での食べ始める自分のタイミングもあると思うんです。
それはお弁当に限らず何でも。
そしておそらくその単位が長くなればなるほど、大人は待てなくて不安になるんじゃないかなと思います。
1年、2年、5年、10年じっくりどっしり待てる大人になれたらいいな。