【ようちえん】やまぼうしのまいにち

体の痛さと心の痛さ【2021.4.28】

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本日もやまぼうしの家に集合。

お休みの多い日でしたが、雨の中、来た人で田んぼの田起こしをやりました。

田んぼ作業水を張って、土を掘り返していきます。

お母ちゃんたち、頼もしいです。

一心不乱に掘り返していってくれます。

水路で遊ぶ本当は田んぼの中で遊んでくれたら、土も柔らかくなるから助かるんだけれど、そんな大人の事情は子どもたちには関係ナッシング。

勢いよく流れ出る水が楽しいみたいです。

農道側の水路に子どもが落ちた事が何回かあったのと、トラックが通る危険もあり、そちら側では遊ばないようにしました。

子どもたちも理解してくれて、この水路だけで遊んでくれていました。

ケンカひと仕事終えて、やまぼうしの家に戻ってきて、またねの会しようかなという時に、こちらの年少男子二人がケンカ。

イエロー彼がブランコ代わってほしくて、グレー彼に「代わって」と言いにいったところ「いやよ」と断られました。

それでお互い叩きあいになって、グレー彼の手がイエロー彼の鼻にあたり、イエロー彼は大泣き。

しかし、ただ泣くだけではありませんでした。

泣きながらも「○○くん、きらい!」「○○くん、あっちいけ!」と大声で言います。

そして、グレー彼にとって、そんなはっきりと「きらい、あっちいけ」なんて言われたのはおそらく初めて。

母のもとへ少し我慢していたけれど、グレー彼は悲しくなってきてベソかきながらお母ちゃんの元へ。

イエロー彼は少し気まずそうにしながらもブランコゲットして乗っていました。

一応おさまったようなので、またねの会の絵本を読むことに。

イエロー彼はブランコにのって絵本を見ます。

グレー彼はお母ちゃんと一緒にベンチに座って見ます。

すると、絵本中に、「こっち乗っていいよ」とイエロー彼がグレー彼にブランコをゆずります。

グレー彼はとっても嬉しそう。

ベンチから立ち上がって、今度はイエロー彼にベンチを勧めます。

イエロー彼も嬉しそうにグレー彼のお母ちゃんの横に座ります。

そうして、絵本を見ます。

なんだかお手本のようなケンカと仲直りを見させてもらいました。

この間、私はもちろんお母ちゃんたちも見守っていてくれました。

彼ら二人にすべてを委ねたからこその、やりとりだったと思います。

おそらく、誰かが間に入っていたら、こうはなっていなかったんじゃないかな。

お母ちゃんたちと一緒に、この流れを共有できたのもなんだか嬉しかったです。

まして、新メンバーのお母ちゃんには、やまぼうしの真髄を見てもらったような気がします。

こうやって、この子たちは日々過ごし、ケンカして仲直りして、自分や他人のこと、友達との関わり方などを学んでいるのです。

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