本日もくつわ池自然公園へ行ってきました。
行き先はもちろん『魔女の家』
着いて早々、追いかけっこ。
発信者は赤色帽子の年中彼。
自分がおばけになって、他の子を追いかけます。
タッチされたら、おばけが交代。
ルールを理解しているのは年中男子二人だけでしたが、年少さんたちも逃げるのを楽しんでいました。
ちょっと前まで、まずは大人とハンターごっこがお決まりだった年中彼。
自分から発信して、他の子たちを巻き込んで、遊びを生み出すなんて、おじさんは感慨深いです。
こちらの仲良し三人組はお弁当を持って、どこで食べようか散策中。
シートを敷いているところじゃなくて、どこかのバンガローで食べたいのです。
先に誰かが遊んでいたり、いけると思ったら、追い出されたり。
ようやくこの場所に落ち着きました。
三棟並んでいるバンガロー。
なんとなく、それぞれの棟をどのグループで使っているのかが暗黙の認識であるみたいです。
基本的に先住者がいれば、他のところに行くみたいです。
誰かが明言したわけでも、決めたわけでもないけど存在する、子どもたちの暗黙のルール。なので、こちらの棟はこちらのお三方が使っています。
と、仲間が集まってきて、しかもお弁当食べだして、ぎゅうぎゅうに。
このあと、珍しく私もおままごとに「ちょっと、おとうさ〜ん」と呼ばれて、久しぶりにおままごとに参加。
ひたすら買い物に行かされる。
そのあとは大きな葉っぱで草や枝をくるんで大量の春巻きつくり。
なんか、楽しかったなぁ。
久しぶりに年中コンビがケンカ。
しかも普段はあまり泣かない黄色帽子の彼が泣いている。
心配で集まってくる年少さんたち。
「どうして泣いてるの?」
「大丈夫?」
しかし、気がつけば楽しげに遊びだす。
その横で、年中コンビはまだケンカ中。
そのギャップに笑いそうになる。
でも年中コンビは真剣そのもの、笑ってはいけません。
どうやら理由は、バンガローに入っていい、ダメ論争。
まぁ、よくあるやつです。
言い合いは平行線。
「入っちゃダメ!」「いい!」
その繰り返し。
まぁまぁ長いことやりあってたのではないでしょうか。
どうなるかなぁと見ていると、近くにいたあっちゃんがお茶を飲みに行くタイミングで、赤帽子の彼もお茶を飲みに。
戻ってきたあっちゃんの手には黄色帽子の彼の水筒。
黄色帽子彼もお茶を飲んでひといき。
それで、おしまい。
ふたりともバンガローのことなど忘れたかのようにそこから離れて、気にせず一緒に遊んでいる。
ケンカの結末なんてこんな感じ。
なまじっか、大人が割ってはいらないほうが、サラリと終わって、そのあとの仲直りも必ずと言っていいほどセットでついてくるもの。
年中さんらしい、いいケンカを見させてもらいました。
こちらの年少さん二人も揉め事。
緑服の彼はボーダー彼と一緒に遊びたいけれど、緑の彼はわりかし自分のやりたいようにしたいタイプ。
それにつきあってきたボーダー彼はもう疲れたみたいで、言うことは聞きたくないとばかりに離れようとする。
でも、緑の彼はそんな理由は分からずに、一緒に遊びたいという思いだけで、ボーダー彼を自分の行きたい場所へ連れて行こうとする。
ボーダー彼は本当にもう嫌だから、逃げようとする。
これもよくある光景。
年少さんでは、先程の年中さんのようなケンカはまだ難しいかな。
まだまだこうした思いの一方通行という感じ。
緑服の彼も、何度もこうした経験をして、なぜなのかが分かるようになるのでしょう。
今はまだ、どんどんぶつかって、学んでいく時期。
仲良く遊ぶのももちろん楽しけれど、こうしたことも大いに実りのある時間だと思います。
子どもたちは全力で遊び、ぶつかり、生きています。
私も負けてはいられません。