本日はくつわ池自然公園へ行ってきました。
集合場所すぐに見つけたアケビ。
この前はまだ熟していなくて食べられませんでしたが、今回はイケる。
「おいし〜♪」
「あっま〜!」
子どもたちの歓喜の声が響いていました。
これで今日の行き先が決まりました。
アケビ探しながらの展望台コースです。
しかし、年少彼女は帰宅。
「家に帰りたい」とのこと。
この前から風邪気味なのもあり、今日は帰ることに。
なので、今日は子どもは四人。
少人数でまったりと歩きます。
何個かアケビは見つかるけれど、どれもきれいに中身が食べられているか、地面で潰れているか。
わずかに来るのが遅かったか。
ユウコさんと準やま彼は『リュック持って論争』中。
ユウコさん、今日はかなり粘っていましたが、最終的に準やま彼に根負け。
私はそれでいいと思うんです。
持つ持たないじゃなくて、そのやり取りに意味があるのだと。
久しぶりにこの近道を通る。
ミウラくんの道ができるまでは、いつもここを通って展望台まで行ってました。
この前は草ボーボーだったから行けなかったけれど、草刈りしてくれていて、今日は行くことができました。
年少彼、急な坂でもぐんぐん登っていきます。
この道にはステキな粘土状の土がとれるんです。
粘土を採取して、ビニール袋に集める年長コンビ。
卒園した元年長彼と一緒によくここで粘土をとったね、と思い出話に花が咲く。
「学校、行ってるのかな?」
「楽しく行ってるみたいだよ」
「にち森は来ないのかな?」
「来たら会えるのにね」
なんて会話をしながら粘土集め。
元年長彼、また会いに来てねぇ。
展望台へつくと、早速粘土遊び。
本当にいい土なんです。
年長彼女は、雪だるまならぬ、泥だるまをつくるそうです。
珍しく「一緒に作ろ」と誘われた私。
作り始めると、ハマります。
年少彼も粘土遊び。
どれだけ長くできるかにチャレンジするそう。
伸ばしていきますが、ボロボロと崩れてしまいます。
何度か挑戦するけれど、途中で満足したようで、違う遊びへと旅立っていかれました。
年長彼はユウコさんに、いろんな種類のカブトムシやクワガタを絵に書いて説明していました。
途中で粘土遊びをしていることに気づいた年長彼。
「なに作ってんの〜」
と嬉しそうにやってきて、一緒に作品作りをしました。
こんなにかわいらしい粘土さんたちができました。
右から、天狗の帽子をかぶったどんぐり、パン、おじさん、泥だるま、以上4点、年長彼女作。
カルガモ、少年、以上2点、たける父ちゃん作。
ウニ、以上1点、年長彼作。
準やま彼はお昼ごはん。
他のみんなもぼちぼちと自分のタイミングでランチタイム。
年少彼も食べていました。
「あれ、ぶどうがない・・・」
私に悲しそうな顔で言うんです。
あっ、そう言えばさっき準やま彼、隠れながら何かを食べてたな。
と準やま彼を見ると、
か、かかか、隠れてる〜。
犯人モロバレです。
私は、自分のお弁当のプチトマトを枝にさしてたべているんだと思っていました。
枝にさしているのを隠しているのだと。
違いました。
年少彼のぶどうを食べているのを隠していたのです。
呆然とする年少彼。
何度か私の顔を見る。
そのたびに、私はうなずく。
何度も見てくる。
「哀しいなぁ」と私。
「うわ〜ん」と泣く年少彼。
もうことはすぎただろうと、普通にしていた準やま彼、ふたたび隠れる。
笑っちゃだめなんだけど、笑うのこらえてたんだけど、やっぱり笑っちゃう。
子どものすることは私の発想を軽く飛び越えていきます。
椿の木に登る年長彼。
実や殻などを集めます。
憧れるのは準やま。
このあと、何度も登っては降り、登っては降り。
木登りセンスのある準やま彼。
自分一人で登って、登ったルートを逆にたどって降りることができます。
集めた材料はきちんと種類別に分けられて、椿屋さんで売られます。
帰り道、ものすごい勢いで走って降りる準やま彼。
危ないで、と言う前にスッテンコロリン。
派手に転んで大泣き。
もうこれでこりただろうと、手をつなごうとすると、振り払って、再度ダッシュ。
そして、コケる。
泣く。
ようやく手をつないで走らずに歩きだす。
樹液らしきものを発見。
以前、手で触ってネバネバがとれなかったことを覚えている年長コンビ。
慎重に枝で採取します。
しかし匂ってみると、この前の樹液と匂いが違う。
触ってみると、ネバネバじゃない。
たぶん木の種類が違うからと思うけれど、年長コンビの中では、これはもう樹液じゃない。
「これ、樹液じゃないわ」
「じゃあ、なんだろ?」
「プリンやわ」
「うん、そうやわ」
プリン・・・。
プリン、なんですね。
時折、とんでもない発想してくる年長コンビ。
しっかりしているようで、まだまだ幼い部分もありますね。
泥の水たまりで遊びます。
倒木の上を歩いてギリギリまで行く。
水たまりの中の虫を観察。
走ってましたが、帰りも寄り道しながらののんびり散歩となりました。
今日の絵本。