本日は、今年最後のにち森です。
竹林に集まった子どもたち。
いつものように鬼ごっこしたり、他の遊びをする子もいて、思い思いに過ごしていました。
なにがどうなったのか知りませんが、気がつけばリョウくんを先頭に全員でアスレチックへ。
両手を元気よく振りながら行く、後ろ向きで行く、カニになって行く、などなど、リョウくんの真似をして進んでいくゲームをしているようです。
ちょっと幼稚な指示でも、一生懸命真似して進む高学年たちがかわいい。
自由がモットーのにち森では珍しい光景。
一見、大人が子どもたちをまとめあげて、遊びを導いているように見えますが、これは、子どもが子どもを引き連れているだけなのです。
見た目はおっさん、頭脳は子どものリョウくんなのです。
その後、リレーで盛り上がる。
何回かしたけれど、その都度、やりたい子だけが入れ代わり立ち代わりで参加する。
竹林をぐるっと一周するかなりきついコース。
これがけっこう盛り上がる。
あとでリョウくんが撮ってくれた動画を見ていると、子どもたちに混じって興奮しているおっさんがひとり。
そう、私です。
その場では自分も子どもと同じ仲間という意識ですが、客観的に動画で見ると、おっさんがひとり混じっている。
そう、私も見た目はおっさん、頭脳は子どもの一員だったようです。
リレーしている間、参加していないこちらの男子たちは、何やら抱き合って楽しそう。
子犬みたいにじゃれあっています。
すっかりリレーで盛り上がって、やまぼうしに家についたのは、いつもより遅くて12時前。
さっそくお昼ごはん。
今日は焚き火をして、持参したお餅やウインナー焼いたり、焼き芋したりします。
ジュンさん特製おしるこも。
食べまくる子どもたちとおとなたち。
日差しも暖かくおだやかなお昼です。
日陰においてあったおままごとのお鍋に氷が張ってあるのを見つけた子どもたち。
探すといろんなところで氷を発見。
テンションあがる子どもたち。
中には、なぜか氷を手に持って、氷が全て消えるまで持ち続けるというミッションを我に課していた子も。
「全部氷が消えたら、氷の魔法が使えるかも」
あの言葉は案外本気だったと思う。
小6の子だけど、あれは案外本気だったと思う。
そのあとは、だるまさんがころんだ。
なぜか、頭に氷をのせている。
謎すぎる。
しかし、どんなに動いても氷が落ちない。
びっくりするぐらいのバランス能力。
しかし、なぜ氷を頭にのせているのかは不明。
ジュンさんが用意したのか、子ども側から要望があったのか、毛糸があって、それで手編みをはじめる子どもたち。
慣れている子は、どんどんと編んでいく。
それを見ていた子が教えてもらって編んでいく。
年下の子が年上の子に教えて、年上の子も素直にその教えを聞いて。
自己流の子は、ただただ手に毛糸を巻きつけるだけで。
でも、それに対して、何かを言う子もいなくて。
年齢も性別も、できるできないも、そんなのはなーんも関係ない、にち森の子たちの関係性。
◇
今年最後のにち森もいつもと同じにち森でした。
年明けたら、残りあとわずか。
小6たちの卒業が迫ってきています。
今日、ようやく最終日に何をするかも子どもたちと話して決定。
年明けも残りわずかのこのメンバーでのにち森を、いつも通りに全力で楽しみたいと思います。
今年もありがとうございました。
みなさま、よいお年を〜。