【ようちえん】やまぼうしのまいにち

逆に【2021.6.14】

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本日は久しぶりに竹林へ行ってきました。

竹の落ち葉竹の葉が地面いっぱいに落ちていて、滑るんです。

崖を坂を登ろうとするけれど、滑るんです。

それでも、苦戦しながらも登っていく子どもたちです。

網で遊ぶこのネットで遊ぶのも久しぶり。

やっぱり、すごく落ち着いているメンバーなんです。

言葉で伝えるのが難しいんですけど、一人ひとりが落ち着いていて、集団としてもまとまりがあって。

なんだか自慢みたいに聞こえるかもしれませんが、本当にそうなんです。

これには、私も驚いています。

もちろん私たちスタッフがまとめあげたなんてことはありません。

子どもたちが勝手に自分たちで落ち着いているんです。

強いて言えば、毎日、自由にやりたいことをやりたいだけ遊んで、気持ちも感情もフルに発散している彼ら彼女らだからこその落ち着きなのかもしれません。

ついていく子どもたち落ち葉で滑るのでジュンさんが竹箒でお掃除。

なぜか、それについていく子どもたち。

きれいに掃き掃除が終わると、みんな満足げな顔で戻ってくる。

一緒になって掃除している気持ちになっていたのかもしれません。

おままごと左側の三人は、どうやら何か嫌なことがあったようで、メインの広場から離れたところにやってきました。

「もう、○○は嫌だね」なんて、何かモメたであろう子の愚痴を言いながら。

そんな中、突如はじまったごっこ遊び。

竹に並んで座って(ごっこの)お弁当タイムのようです。

食べるマネをしながらも「○○は入れてあげないよねぇ」なんて言いながら。

そこへやってきた右端の年中彼。

すっとごっこ遊びに混じって、四人でランチタイム。

楽しく遊んでいるうちに、すっかり○○くんのことも忘れて、あとからやってきた○○くんも一緒にごっこ遊びしておりました。

子ども一人とっても、みんなでだったり、気の合う2,3人とだったり、一人でだったり、とその時の気持ちやタイミングなどで遊ぶ相手も違ってきます。

そういうことを毎日のように経験している子どもたち。

やまぼうしでは『みんなで仲良く遊びましょう』とは言いません。

だからこそ逆に、みんなで仲良く遊べるのかもしれません。

もちろん、一人で遊ぶ時も、2,3人で遊ぶ時も、たくさんあります。

遊びに入れてもらえない時や喧嘩をする時もあります。

そうしたことをたくさん経験して、他人という存在、他人との関わり方を学んでいっている子どもたちです。

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