本日はやまぼうしの家に集合です。
おやすみが重なって、四人でのやまぼうし。
登園して、最初は弓矢の的をつくっていたのが、いつしかピタゴラ装置をつくりだす年長男子二人。
こちらの年少彼は、「ボウリングがしたい」と言いながらの登園。
さっそく、トイレットペーパーの芯を利用して、ボウリングを楽しみます。
こちらの年長彼女は、普段はどちらかというと女性スタッフに甘えることが多いのですが、今日は珍しく私の膝の上に。
膝の上に座りながらのおしゃべり。
そして、一緒にカエルや虫探し。
久しぶりに彼女との二人の時間をゆっくり過ごすことができました。
四人でどうなるかなぁと思っていたのは私の杞憂でした。
子どもたちはさすがで、人数が多かろうと少なかろうと、ただ自分のしたい遊びをするだけです。
逆に人数が少ない分、いつもとは違う雰囲気で、じっくりと自分の好きなことを楽しめる機会だと認識しているようにも見えました。
ピタゴラ装置組は、かなり大掛かりなものを作り上げていました。
それもさることながら、こちらの年長彼の発想は面白いんです。
途中で、ビー玉が止まってしまう箇所がありました。
そこを修理するためにハサミで切って、手直ししたあと、テープで止めるのではなく、台紙のダンボールに切り込みを入れて、そこにガムテープの芯を切ったのをかまして、装置を固定しました。
なんのためにそんなことするんだろうと、見ていると、このあとビー玉を流してまた止まった時に、そのガムテープの芯を取り外して、中を点検して直していました。
そのためのダンボール芯かましだったのです。
ちゃんとメンテナンスのことを考えての制作。
さすがでした。
こちらの年少彼の制作方法も面白かったです。
何やら細かく切っているなぁと見ていました。
年少さんって、ただひたすらに、切ることを目的にして切ったり、ただひたすらにノリをつけて貼り付けまくったりしたい時期でもあります。
そのひとつかなぁと見ていたら、彼は細かく切り終えた紙を、様々に並べて、貼り絵みたいに作品を作っていました。
このあと、竹ひごでも同じように細かくして、並べていました。
つくった作品の写真を撮っておけばよかったと後悔しています。
子どもの制作過程って、当たり前だけど、一人ひとり違っていて、それぞれが個性的で面白いもんです。
ピタゴラ装置に精出す年長男子二人。
年長彼女と年少彼は、それぞれの遊びを一段落させて、今度は二人で、弓矢の的あて遊び。
弓矢はオレンジ帽子の彼から借りたもの。
午後からは全員で鬼ごっこ。
一人で遊んだり、二人で遊んだり、みんなで遊んだり。
それぞれにそれぞれの楽しみがあるのでしょう。
そして今度は泥遊び。
本当にこちらが何か遊びを提供しなくても、子どもたちは次々と遊びを楽しんでいきます。
五時間なんてあっという間に過ぎていきます。
と言っても、子どもたちは帰り間際になったら疲れ切っておりますが。
自分で遊びを考えて、全力で遊ぶというのは、頭も体もフルに使うのでしょう。
毎日、全力で生きているやまぼっこたちです。