さあ、はじまりました、2023年度のやまぼうし。
通常保育初日は、くつわ池自然公園です。
今年度は、年長さんに一人、年少さんに一人、新しい仲間を迎え、総勢12人のやまぼっこたちです。
みんなで魔女の家へ歩きます。
久しぶりにやまぼっこたちと歩くくつわ池。
人数は去年度より多いのに、少なく感じる。
卒園していった三人の卒園児の大きさを改めて実感します。
道中、トカゲやカナヘビを見つけて、落ちている椿の花を集めて。
ゆっくりと道草しながら歩く。
幸せな時間です。
魔女の家でさっそく遊びだす子どもたち。
新しい友達も一緒に鬼ごっこ。
すぐに馴染んで、みんなと一緒に走り回ります。
新しい年長彼女は大人しい系かなと思いきや、ところがどっこい、一日中鬼ごっこするツワモノでした。
卒園した彼がいなくなって、あれほど鬼ごっこはしなくなるんだろうなぁという寂しさと安堵は、つかの間のことで、どうやらその立ち位置は彼女が引き継いだみたいです。
そして、鬼ごっこ中に私の新キャラ『オホホマン』が生まれました。
もし、お子様が足をクネクネさせながら歩き、甲高い声で「オホホホホ」と高笑いしだしたら、私の真似です。
ごめんなさい。
落ちている鳥の巣を発見。
その妙技に子どもたちも「どうやったらこんなん作れるんやろ?」と興味津々。
草を上手に丸くまとめて、きれいにかたちづくっているそれは、まさに芸術品。
鳥、すげえです。
新年度になっても、もちろん変わらない人たちもいて。
トミカ−の二人は、いつもと変わらず、二人だけの世界にどっぷり浸かって、二人だけの時間を過ごしていました。
と、思ったら、なぜか急にはじまったダンスバトル。
『働く車』のBGMに合わせて踊りだす二人。
そこに真ん中の彼も参入して、三人でしばらく踊る。
そして、真ん中彼は自主的に入ってきたはずなのに、「止めてもいい?」と確認し、二人から「いいよ」と了承を得て、元の遊びに戻っておりました。
さきほどの真ん中の彼はアニメのチェーンソーマン好き。
そして新年少の彼もチェーンソーンマン好き。
そんな好きが同じ二人は、意気投合。
年少彼が年長彼をしたって、後ろをついて歩きます。
年長彼も、去年までそんな感じはなかったのに、年少彼の面倒を見てくれます。
妹の年少彼女をお世話する場面も。
お兄さんしている年長彼を見ていると、感慨深いものがありました。
こちらの年少彼女は一人で遊ぶ時間が多かったかな。
なんだかまだくすぶっている感じ。
それとも、一人遊びを楽しむ時期なのか。
彼女がこれからどう変わっていくのかも楽しみです。
おそらく鳥の骨、かな?
みんなで観察して、何の骨なのか話し合う。
新しい子たちは「魚かな?」と。
日常で骨をみる機会って魚ぐらいかぁと改めて気づく。
やまぼうしの毎日だと、鳥やら鹿やら蛇やら謎の生き物やらの骨と出会うのも日常。
新メンバーもそれに馴染んでいくかな。ついにはじまった新年度。
新メンバーもすぐに慣れてくれた感じで、よかったです。
この一年、この仲間で過ごすやまぼうしが楽しみです。
やまぼうしに関わってくださっている皆様、今年一年もぜひよろしくお願いします。