【小学生】にちようの森

やまぼっこからにち森っこへ【2023.6.18】

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本日はにちようの森。

梅を取る竹林行く前のところで、梅を取らせてもらいました。

木によじ登って、果敢に梅を取りに行く男子たち。

高枝切鋏を使う高枝切り鋏を駆使して、梅を取る女子たち。

キリギリスの赤ちゃんを捕まえるそして、梅そっちのけで、キリギリスの赤ちゃんや、孵化したあとのカマキリの卵を見つけてくる小3彼。

梅そっちのけで、鬼ごっこする男子たち。

それぞれがそれぞれに楽しんで、竹林に入る前にたっぷり遊ぶ。

鬼ごっこ

今日から参戦のやまぼうし卒園児小1彼。

やまぼうしでも鬼ごっこの鬼決めは彼の役割。

にち森に来ても、その役割は同じなのね。

みんなそういうの知らないはずなのに、当たり前のように彼の「お・に・き・め・お・に・き・め」を受け入れているのが面白い。

落とし穴つくり鬼ごっこしない組の二人。

気が合うようにで、二人で落とし穴つくりを楽しむ。

そーゆー組み合わせで仲良くなるんや、っていうのが子ども同士でよくある。

その意外性が面白い。

ラーメンをつくるやまぼうしの庭に来て、さっそくお昼ごはん。

偶然、カップ焼きそばを持参した男子二人。

どうやってつくるのか、一生懸命説明文読んで、子ども同士で確認しあって、お湯持ってきてた子は、もう一人の子と分けあって。(言ってくれたらこちらでお湯用意するけど、二人で分け合おうみたいな話になっていたので、あえて口ははさまず)。

まったくそんな意図はないけれど、あえていえば、こーゆーのも立派な『学び』だと思う。

カップ焼きそばひとつ、自分たちで創意工夫して協力してつくるのも、立派な学び。

そう思うと、鬼ごっこしていても、泥遊びしていても、何していても、学びになるんじゃないかなと思う。

ポップコーンを食べるポップコーンを持参してきた彼。

最初は「自分ひとりで食べるから」と言っていたけれど、出来上がって「ちょうだい」とよってくる子たちに気前よく振る舞う彼。

でも私にはくれない。

同じ子ども同士ならいいらしい。

他の子たちも、彼が持ってきたものだからか、馬鹿みたいに食べない。

ちょっとつまむ程度にもらっている気がする。

こーゆーにも、社会性の学びになっていると思う。

カードゲーム新メンバーの彼は、もうすっかり馴染んで、初対面の子とも、そんなのを全く感じさせない馴染みっぷり。

むしろ、初対面の子たちと意気投合したらしく、男女年齢問わず、一緒にずっと遊んでいた。

彼が持ってきていたカードゲームが高度すぎて、私にはよく分からない。

かろうじて、小6彼女が理解してやってくれていた感じ。

いつか私もマスターしたい。

プール遊び子どもたちの要望により、今日もプールを出しました。

ホースから竹で二股にして、プールへと流す装置をつくった小3男子二人。

ちょろちょろとたまる水をよけるのに大盛りあがり。

その横で、竹が割れていて、8割方の水が竹の裂け目から落ちているのがどうしても気になり、修繕する小1彼女。

その後も、おおはしゃぎする小3男子ーズを、まるで冷静に観察する学者のように、見ていた彼女。

彼女にとったら、彼らの言動は謎に満ちているのでしょう。

と言いつつも、途中からは一緒になって水遊びしていた三人です。

オケラ探し水色帽子の彼は午後からはずっとオケラ探し。

「一緒に探そ」と誘われて、私も彼と二人でずっとオケラ探し。

こうした泥っぽいところの土の中にオケラはいます。

虫なんだけど、モグラみたいな手がかわいくて、泳げて、潜れて、飛べて、などなど7特技もあるすごいやつなんです。

自分ちの庭にオケラがいるなんて、彼に教えてもらわなかったら知りませんでした。

彼はやまぼうし卒園生。

久しぶりに彼とこうして二人っきりで、虫探しをした気がします。

やまぼうし時代にタイムスリップしたみたいな感じがして、なんだかちょっとセンチメンタルな気分になりました。

小学生になって歳を重ねるごとに、やまぼうし時代の荒々しい彼は鳴りを潜めて、少しさみしい気もしていました。

でも、こうして昔と同じように一緒に虫探しができて、なんだか嬉しかったです。

 

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