本日は袋谷親水公園へ行ってきました。
暑い今日は、川遊び日和。
川の中で生き物を探していると、おそらく羽化したてのトンボを発見。
まだ羽が湿っている感じで、乾かしている最中。
ジーッと観察していると、もぞもぞと体を動かすトンボ。
どうなるのか、みんなで静かに見守ります。
しばらくすると、羽を広げたトンボ。
「羽、乾いてきたんかなぁ」
「飛ぶかなぁ?」
と大人も子どももワクワクドキドキ。
(まだ飛ぶのは先なんかなぁ)
と思っていたら、フワーッと飛んだトンボ。
でも、まだ飛ぶのに慣れていないみたいで、年少彼の顔にペタリと止まる。
みんな大笑い。
さらに飛んで、私の肩に。
しばらく止まったあとに、空へと飛びだっていったトンボ。
ステキな瞬間に立ち会えました。
そんな盛り上がる子たちなどよそに、集い集まるこちらのともちゃん&男子ーズ。
生き物に興味のない子ももちろんいます。
お弁当持って、みんなから離れて、三人だけのランチタイム。
三人だけの特別な空間が嬉しいみたい。
子どもたちだけで、自然発生的に戦いごっこみたいなものが。
お相撲みたいに押し合って嬉しそう。
でも、ひょんなことから、青帽子の彼が、三色帽子の彼に怒って、青帽子の彼に赤帽子の彼が味方して。
それまでの楽しかった雰囲気から、一変、きまずい雰囲気に。
三色帽子の彼は、ともちゃんと年少彼のところで一緒に工作したり、本を見たり。
一方、こちらの二人は、それからずーっと二人っきりで遊び倒す。
何回か他の子がまじろうとするけれど、二人の世界に入りきれずに、離脱していく。
時折は三人で遊んでいる時も。
でも、「もう○○くん嫌い!」とこの二人が離れていくことが2回ほど。
あんまりそうした姿を見たことがなくて、珍しいなぁと感じました。
それまでそうしたことがなかった子たちも、自己主張や仲間意識が強くなってきたようです。
こちらの女子お二人と年中彼は、集団から離れて、三人でなにやらずっと遊んでいました。
女子二人に彼が入っているのも珍しいかも。
いろんな組み合わせが新たに現れだして、面白いです。
さきほどのトミカで遊ぶ二人に混じろうとして、まじれずに引き返してきて、ベンチに寝転がり「ひまぁ」とつぶやく。
私は個人的に、この子どもが『ひまな時間』を持て余しているのって、好きなんです。
ここから、自分で考えて、工夫して、行動して、ひまを脱却しないと、楽しくない。
次にどう動くのかを見るのが、楽しみ。
高校生の時に読んだ漫画『銀河鉄道999』で誰のセリフかは忘れたけれど、「勇者はヒマを楽しめなければならない」というのがなぜかずっと心に残っていて、年をとるにつれて、この言葉の意味が分かるようになってきたような気がします。
きっとやまぼっこたちは、ヒマを楽しめる大人になっていくのでしょう。