本日は大雨のため、やまぼうしの家に集合です。
大雨だからって家の中で遊ぶとは限りません。
むしろ大雨だからこそ、外に行きたい。
でも思っていた以上の大雨だったのでしょうか、ちゅうちょする子どもたちです。
それでもやっぱり外へ繰り出していきました。
みんなの傘を集めて、テントつくり。
しかし風も強く、傘が飛んでいってしまいます。
そんな時は工夫します。
ブルーシートかぶせて、石で止めます。
そうしている間に、他の子たちもカッパ着て外へ出てきます。
もちろん、中で遊んでいる子もいます。
こうしてどこで遊ぶのか自由に選択できると、大雨強風でも、遊ぶ子は外へ遊びに出てきます。
そうした時に、さっとカッパ着て一緒に外へ出ていけるようにありたい。
子どもたちが外へ出ていった時に、寒そうやなぁ冷たそうやなぁと思ったけれど、カッパ着ていざ一緒に外へ。
外へ出てみると楽しいもんなんです。
大雨に打たれるのって、案外楽しいです。
きっと子どもはそれを知っているから外へ出るんでしょう。
大人になると、そうした気持ちも忘れてしまいます。
外にいた子もカッパを脱いで、濡れた子も着替えて、元々中にいた子も一緒に早めのお昼ごはん。
雨に濡れて遊んだあとも、こうしてすぐに着替えて体を温められるのは大切なこと。
寒いままだと風邪引くし、辛いし、そんなんじゃあ雨で遊ぶのも嫌になってしまいます。
濡れたあと、乾いた服に着替えて、暖かい味噌汁飲むと、それだけで幸せを感じます。
まだまだ外で遊ぶのは、年長彼女と年少彼女の女子コンビです。
あんまり雨の外で遊ぶイメージのない二人ですが、今日はとっても楽しそうに雨とたわむれておりました。
この子は◯◯な子というイメージは私たちの先入観・固定観念でしかなく、当の子どもたちはそんなこと関係なく、やりたいことをやりたいようにしているだけなんだなと改めて思いました。
突然、大きな紙がほしいと年長コンビ。
大きな紙を広げると、どんどんと恐竜を描き込んでいきます。
図鑑を見ながら、真剣に描いていく。
ものすごい集中力で、描いていく。
そこにあるのは、大きな紙に恐竜をたくさん描きたいという欲求のみ、のようです。
大きな紙にたくさんの恐竜を描くのってすごく大変だろうけど、「したい!」からするんですね。
私なんて、「迷路を書いて」と言われて、めっちゃ細かい迷路書いて、他の子に、「もう一個書いて」と言われて断念してしまいましたもの。
やっぱり、内なる「したい!」の気持ちにまさるものはありません。
そんな年長コンビを見て、下の子たちも、マネして大きな紙にお絵かき。
やまぼうしイズムは彼ら彼女らが継承していきます。
卒園間近になってきて、何気ない事も、そういうふうに見えてしまいます。