昨日と今日は、にち森特別版の『中学生の森(通称、ちゅう森)』を初開催。
去年卒業した子たちからの要望と、まだまだ彼女たちと一緒に遊びたい・彼女らの成長を見ていきたいという私達の要望が一致。
にち森卒業生限定の、中学生クラス『ちゅう森』が発足しました。
卒業生は女子ばっかり5人。
今回、急遽二人行けなくなって、三人の参加でしたが、予定では全員参加でした。
まさか中学生女子が全員、こうして引き続き、ちゅう森に来てくれることに感謝です。
三人の内、一人は部活の関係でお昼から参加。
なので、午前は女子二人と私とりょうくんの四人という組み合わせ。
他人が見たら、「あれ、どーゆー関係性?」レベルの四人組。
基本的に小さい子どもの家族連れしかいない、井手町の玉川さくら公園で、そーゆー視線をちらほら感じながらも、気にせず遊びます。
このさくら公園は本当におすすめ。
駐車場が10台ぐらいしか止められないので、朝早く行かないと埋まっちゃうのが難点ですが、駐車場から歩いてすぐに、この川があって、小さい子でも安心して遊べる深さ。
さらに奥まで川の中を歩けて、奥にいけば小学生、中学生でも十分に楽します。
我々も奥へと探検にでかけます。
プチシャワークライミングを楽しむおじさん。
と、それを冷めた目でみる中学生。
いえいえ、中学生たちも遡上を楽しんでいましたよ。
一番奥までいくと、滝が。
もちろん打たれる、おじさん。
これだけ勢いのある滝に打たれながら叫ぶと、普段出ないような声が出ます。
滝行する人の気持ちが少し分かった気が。
体内から余計なものを全部吐き出した感じです。
でも、次の日、むち打ちになって、首痛いです。
滝ではしゃぐおじさん二人。
気がつけば、先に帰っていく女子二人。
おい、待っておくれ。
これじゃあ、ただおじさんがはしゃいでいるだけじゃないか。
川遊び中でも、車内でも、中学生にいじられっぱなしのおじさん二人。
再会したての時は、みんなスラッと背が伸びてお姉さんになって、ああ、大人になったなぁ、としみじみしたけれど、親たちと別れてしばらくすると、にち森の時の彼女となんら変わりない。
そんな彼女たちを見て、ほっとする。
まだまだ一緒に遊んでくれそうです。
3人目も合流して、もう一度、川を遡上。
だが、最初に遡上したうちの一人は、「もういい」と河原でお留守番。
川二往復はさすがにしんどい。
また滝に打たれて、さらにしんどい。
中学生たちも遠方から来た子もおり、部活終わりの子もおり、ただたんに疲れている子もおり、みんな疲れている。
というわけで、早めにやまぼうしの家に帰宅。
途中で買い出しいく予定でしたが、女子たちから「買い出し行きたくない〜」との声多数で、とりあえず家に戻ることに。
ついて、さっそくゲームする。
一人の子が買い出しに行ってくれるとのことで、我が次女と三人で買い出しへ。
晩ごはんはハヤシライスがいいとのこと。
ハヤシライスの材料は右端のちょこっとだけ。
あとは、お決まりおやつ三昧と明日の朝食の甘い系パンだらけ。
一緒に買い出しに行った彼女が「じゃがアリゴつくったあげる」と、おもむろにじゃがりことさけるチーズを大量購入。
戻ってきて、りょうくんとクッキングタイム。
なにかと思いきや、じゃがりこに、さけるチーズを割いていれて、お湯を淹れて、ふたをして、待つだけ。
で、できたのがコレ。
まぜて食べると、おいしいじゃないか。
マッシュポテトみたいだけど、味はじゃがりこ。
調べてみると、フランスの郷土料理「アリゴ」をじゃがりこで再現したレシピらしい。
中学生女子たちはひとり一個、これを食べる。
そしてハヤシライスも食べて、もちろんおやつも食べまくる。
寝る前には朝食のパンも少し食べる。
よく食べます。
あとはもうひたすらゲーム。
プロジェクターの大画面で、みんなでゲーム。
マリオカートして、ホラーゲームして、桃鉄して。
久しぶりに桃鉄した。
めっちゃ楽しい。
目的地に着いたら、叫んでしまう。
私も中学生に戻った感覚。
徹夜しようと豪語していた中学生たち。
結局12時前に、力尽きて全員寝る。
翌朝、起きてゲーム。
パン食べて、ゲーム。
桃鉄、まだ途中だから終わらせないといけない、とゲーム。
あっという間に時間が過ぎていく。
ようやく桃鉄終わって、いざプールへ。
東屋を見ると登らずにはいられないこちらの二人。
今のにち森では登る子がいないと言うと、「えっ、じゃあ私たち伝説的な」と自らを伝説化する中学生。
そう、君たちは伝説の東屋登る人たちだよ。
東屋登って、竹を使って、滝を作ろうと苦戦する。
なんとか完成した滝。
それで何をするのかと言えば、ミニトマトを流して、それを口でキャッチするという遊び。
くだらないけど、面白い。
馬鹿らしすぎて、腹抱えて笑います。
昼前から親御さんたちも集まってBBQしながらの交流会。
こんなに母たち面白かったとは。
もっと早くからもっと交流会しとけばよかったと悔やむほどの、キャラの濃い母たち。
また大人たちも集まっておしゃべりしましょうねぇ。
私はほとんど、子どもたちと遊んでいましたが。
で、結局4時前くらいまで遊ぶ。
遊び倒す。
それでも「帰りたくないなぁ」と言ってくれる子どもたち。
ありがとう。
次は冬。
それまで元気でいるんだぞー。
今度は5人揃えますように。
◇
まさか、中学生が、しかも女子たちが、こうして泊まりに来てくれて、楽しそうに過ごしてくれるなんて、にち森をやる前は思いもよりませんでした。
本当にただ親戚のおじさん家に泊まりにきたいとこの子たち、といような雰囲気のお泊り会。
こんなんでいいんかなぁと思うけど、こんなんがいいと言ってくれる彼女たち。
本当にただ一緒に遊んでいるだけ。
いや、じゅんさんいわく、おじさん二人が中学生女子たちに遊んでもらっている。
その中でも、学校の事とか話してくれる。
「中学生もいろいろ大変やねんで」
「ここに来たら、素に戻れるわ」
みんな、中学校は楽しいみたい。
それでも気を張ることもたくさんあるだろうし、理不尽なことなどもあるだろう。
日々の生活をがんばっているんだなぁと思う。
それはたぶん当たり前のことで、それが生きていくということなのかもしれない。
でも、ときにはそうしたものを全部脱ぎ捨てて、なーんも考えずに、なーんも気にせずに、童心に戻れるという日があるっていうのは、すごくいいことだと思う。
そして、にち森に引き続き、ちゅう森が、彼女たちにとってのそうした場になれていると言うだけで、ちゅう森をする意義がある、と私は思う。
彼女たちとまた元気に冬に会いたいと思う。
また顔を合わせて、最初はちょっと緊張して、すぐに打ち解けて、遊んでゲームして、笑って、少し愚痴を聞いたりして。
中学校卒業までそれを続ければ幸せです。
そうなれば、高校生の森(こう森)もやっているかな。
とにかく楽しいお泊り会でした。
みんな、ありがとう。
また会おう!