昨日と今日と、にち森お泊り会を開催しました。
コロナが流行る中、無事に全員参加することができました。
新メンバーになって初のお泊り会。
新しい子の中には親元離れて一人でお泊りするのが初めての子も。
まだ2,3回しか会ってない新メンバー、不安の中、来た子もいました。
さてさて、どうなったでしょう。
13時30分に集合。
小雨降ったりやんだり。
気温も低め。
プールするかなぁと思っていたら、「プールしていい?」と子どもから。
あっ、やっぱり入るのね、と水を張ります。
プール組と家の中組に分かれる。
家の中では、絵本読んだり、ごろごろしたり。
何をするでもなくウロウロする子もいて。
まだみんな探り探り。
遅れている子もやってきて、全員そろったので、おはよの会。
今回は、一人一役割で、当番を決めていきます。
買い出し・晩ごはん・おふろそうじ・布団敷き・朝ごはん、それぞれの担当を決めます。
男子たちはプールに入ったり、違う遊びをしながら、やんわりと会に参加。
女子たちに何を担当するのか問い詰められます。
買い出しは女子5人で行きました。
買うものをメモ。
男子たちにも食べたいおかしをリサーチ。
スーパーでもメモを片手に自分たちで品物を持ってきてくれます。
買ったあとの袋詰もみんなで強力して。
なんとも頼もしい女子たちです。
恒例の買ったもの写真。
大半がおやつ。
これが楽しみのひとつでもあります。
今回は果物もたくさん。
いっつも集めた会費のぎりぎりまで買い込みます。
こんなに食べるか?と思うけど、毎回きっちり食べきって帰ります。
男子たちは何やら意気投合して、強力してなにかしてました。
どうやらプールのすきまから水を出して、筒や竹を使って、アマゾン川に水を流す装置を作っているよう。
ああだこうだと言い合って工夫して、楽しそうです。
しばらく遊んで、晩ごはんつくり。
今夜のメニューはカレーです。
晩ごはんチームで作っていきます。
ピーラーや包丁の使い方を男子に教えてあげる女子。
玉ねぎ切るのにゴーグル持ってくる男子。
女子を中心に、どんどん作っていってくれる。
大人の手が全くといっていいほどかからない。
去年までのにち森とはまた違った雰囲気です。
メンバーによって、そのチームの色が変わるのが面白い。
こちらはボードゲームで遊んでいます。
去年までは電子ゲームも持参OKでしたが、今回は低学年の子が多かったり、ゲームをしていない子が多かったりと、ゲームなしでやってみました。
そうしたゲームがなくても、男子が持参したボードゲームやUNOやカルタなど家にあるもので、楽しんでおりました。
これを機に、今度のお泊りの時に、それぞれが好きなボードゲームとか持ってきて、みんなでできたらいいなと思います。
じゅんさんの「誰か炒める人?」に反応したこちらの男子二人。
「炒めるって何?」と私に。
「えぇっと、フライパンとか鍋に油を敷いて、野菜や肉とかをいれて・・・炒めるねん」
炒めるの説明難しい。
とりあえずやってみる?と聞くと、「うん!」と二人。
「炒める知らない二人、やりまぁす」とじゅんさんのところへ。
じゅんさんに教えてもらいながら、初炒めを楽しむ二人。
野菜を鍋にいれて、ジュッと言うのを楽しんでおられました。
合宿みたいな食事風景。
高学年女子が中辛がいいというので、中辛と甘口を2つ用意。
辛いの苦手な私も中辛に挑戦。
案外、おいしい。
写真に写っていない子たちは縁側で涼みながらのカレー。
私は片付けなどしながらの居残り組。
子どもたちは夜散歩に。
真っ暗の広場まで行って、鬼ごっこしてきたらしい。
風呂入ったのに汗まみれ、雨に打たれて帰ってきた子どもたち。
でも、みんな笑顔。
散歩の前かあとに花火も楽しむ。
盛りだくさんのお泊り会です。
ここからは夜の時間。
みんな思い思いに遊ぶ。
日帰りの予定だった子も泊まることにし、泊まる予定だった子は帰りたくなったけど、親と連絡とれずで、諦めて泊まることに。
12時前になぜか全員で劇みたいなのしだして、盛り上がる。
興奮してつい声が大きくなると、高学年たちが「しーっ」とたしなめてくれる。
その流れで、突然のおやつタイム。ゼリーやらなんやら食べだす。
絶対に、家やちゃんとしたお泊りの行事ではできないやつ。
初参加でまじめな彼が「えっ、こんな時間におやつ?!」とカルチャーショックを受けておりました。力尽きて寝るりょうくんと彼。
女子三人はテントへ移動。
テント泊希望だった男子二人。
何も言ってこないからもういいかなぁって思ってたら、「おれらのテントは?」
「えっ、いる?」
「いるいる」
ということで、12時から私のソロテントを女子テントの横に張る。
男子二人はそこで寝ました。
他の子たちは家の中。
消灯するとすぐに寝た男子二人。
帰りたいと言っていた子もすぐに就寝。
小6女子二人は消灯後、じゃんけんで30分遊んでいたそう。
仲の良いお二人です。
庭から声するなぁと思っていたら、テント組が入ってきた。
「朝ごはん作っていい?」と言うので、半分寝たままOKを出す。
時計を見ると6時30分。
は、はやい。
準備を子どもたちに任せて、二度寝。
じゅんさんが起きてきて、準備を一緒にしてくれていました。
テント組は暑かったらしい。
家組は窓あけっぱなしで扇風機つけてたら、寒かった。
朝ごはん食べ終わって、「プールしてきていい?」と。
寝不足だろうし疲れているだろうに、底なしの体力。
全力でプールを楽しんでおられました。
もちろん寝不足もあって疲れている子も。
そうした子は家の中で、ボーっとしたり、本読んだり、ゴロゴロしたりして過ごしています。
小6女子二人は、我が長男の面倒をずーっと見てくれる。
かわいい、かわいい、と愛でてくれる。
長男に限らず、次女も三女もお世話してくれる。
それも、好きでお世話してくれるのがありがたいです。
残り時間もあとわずか。
かき氷食べて、夏を味わい尽くします。
さらにさらにマシュマロ焼くために焚き火も。
夏に焚き火はきつい。
無事、食べ倒して、にち森お泊り会、フィニッシュとなりました。
◇
いつもながら、親戚が集まっただけのようなお泊り会。
お菓子食べまくり(夜中も食べてOK)
就寝起床時間なし。(うるさくしなかったら何時でもOK)
プログラムなし。(それぞれが好きなように過ごす)
よくよく考えたら、イベントとしてのお泊り会ではこんなのまずないのではないでしょうか。
でも、やっぱりやるたびに、こうしたお泊り会がしたいことだと知ります。
余白だらけのお泊り会というのは、参加する子にもいいんじゃないかとも思う。
とりわけ、初参加の不安な子たちには。
家の中や庭を行ったり来たりしていた子がいました。
たぶん、どうやって過ごそうか自分なりに探っているんじゃないかなぁと思って見てました。
余白だらけだから、こうした時間をたっぷり確保できる。
たっぷり時間かけて、自分の中で、過ごし方とか不安な気持ちとかをじっくりと考え、処理できる。
だから安心して過ごせて、お泊りできたのじゃないか、と自画自賛してみる。
まだまだ知らないところが多い新メンバーの子たち。
このお泊りで、いろんな一面も見れて、また少し知ることができました。
子ども同士も、このお泊り会で親睦を深められたんじゃないかな。
今年のメンバーたちも、個性的で面白くてかわいい子たちです。
これからもっと面白くなるんだろうなぁ。
次回は9月、元気にあいましょう。
にち森っ子たちよ、寝不足と疲れで、体調崩さないよう、ゆっくり休んでねぇ。