本日もくつわ池自然公園へ行ってきました。
全員が誰か頼みで、誰も虫かごを持ってこない日。
たまにそんな日がある。
今日もそんな日。
でも虫取りしたい。
捕まえた虫、どっかに入れときたい。
それで年少彼が考えたのは、石で虫の家をつくること。
石で囲うけど、上から逃げちゃうからどうしたらいいかと考える。
最終的に、大きなひのきの葉っぱを上から被せて屋根にする作戦。
さっそく捕まえたバッタを入れてみる。
葉っぱの隙間から顔を出すが、逃げていかなさそう。
虫の家、成功。
と思いきや、しばらく観察していた年少彼が「逃げられたー」と報告しにきてくれました。
葉っぱの屋根では逃げられてしまうようです。
こちらの二人はまた違う作戦。
紙とビニール袋をつかって、即席虫かごを作成します。
完成品はなかなかの出来栄え。
最初はトンボやちょうちょを入れていましたが、飛ぶ虫は隙間から逃げて行ってしまう。
だからバッタを捕まえるのに変更。
たくさんのバッタを手作り虫かごに入れていました。
こちらの年少女子二人は、相変わらずの安定のごっこ遊び。
今日もずっーーーと一緒にごっこをしていました。
長時間、メルヘンの世界に没入して、それを二人で共有して、遊び通すのって、実はすごい頭を使っているんじゃないかと思う。
こちらの男子四人は、ずっーーーとたたかいごっこ。
こちらは時々、もめながら、二人組に別れたり、また合流したりしながら、それでも気がつけば四人で盛り上がっている。
見ていたら年中さん相手にちょっときついかなあっと思う年長さんの態度。
割って入ろうかなあどうしようかなあと思っていたら、他の子がちょうどいい感じに間に入ったり、当事者同士も絶妙にやりとりしながら、うまいぐあいに遊んでいる。
やっぱり大人が割って入るのってあんまりないなあと、彼らを見ながら思う。それぞれが好きに遊んでいて、誰かが川に何か生き物を見つけたと言う声が聞こえてくると、ちらばっていた子たちが集まってきて、みんなで川を見つめて、謎の生き物を探す。
結局、何も見つからなくて、またそれぞれの遊びに戻っていったけど、なんかこうした離合集散が面白いなあと思って見ていた。
親子組へ遊びに行く面々。
最近は親子組へ行く子も少なめ。
多くの子が残って遊んでいる。
少人数で、こうしてのんびり散歩するのもいいもの。
いつもと違った一面が見れたり、違った関わり方があったり。
「葉っぱ食べられてるー」と教えてくれた子どもたち。
見ると、おそらく鹿に食べられた葉っぱ。
いろんなかたちに噛みちぎられているのを発見し、いろんな高さで食べられている。
大きな鹿が来たんかな、山から牛が来たんかな、ぞう、カバが来たんかな。
子どもたちからいろんな想像が飛び出てくる。
「今、でてきたらどうしよー」
「こわーっ」
と言って逃げ出した顔がたのしそう。
葉っぱの食べあとから、いろんな想像が生まれる。