本日は久々の竹林。
出迎えてくれたのは、ババヤスデ。
こやつ、こんな風貌のわりに、無毒で噛みも刺しもしないかわいいやつなんです。
そうと知って、触る子どもたち。
いかに無害とは言え、中々触る勇気のでないフォルム。
子どもたちにとっては見た目なんて関係ないんですね。
早速、ネットに揺られます。
久しぶりに見たネットは、すっかり緑色に変色しておりました。
ブランブランと揺れる子どもたち。
準やま彼は早速お弁当。
弁当箱持って、お気に入りの場所で食べるのが、彼の流儀。
今日はネットの上でお食事です。
しばらくすると、何かを訴えてくる準やま彼。
何かと近づいて見ると、
なんと長靴の中にトマトが。
うまく取れなくて助けを求めていました。
しかし、そんなとこに、トマト入る?
竹の滑り台も壊れずに残っていました。
しかし、使われていなかった滑り台にはキノコが生え、
つるつるだった表面はガサガサに。
だからはじめはぜんぜん滑らない。
それでも何回も滑っているうちに、だんだんとツルツルになって、
滑るスピードも次第に増していきました。
滑り台に行くために、こんな崖もなんのその。
両手両足フル活用で登っていきます。
年少彼女はノコギリ。
みんなが滑り台で遊ぶを見ながら、
ギコギコと切っていました。
このサイズの竹を切るのは、年少彼女からすれば重労働。
しかし、気長にじっくりと取り組みます。
大した集中力です。
年少彼も、他のみんなが滑り台で遊ぶ中、
ひとり黙々とお昼ごはん。
脇目も振らず、一心におにぎり食べていました。
大した集中力です。
ノコギリ終えた年少彼女も、滑り台へ。
しかし、この斜面が登れない。
年長彼に登り方を教えてもらいます。
一度、教えてもらえれば、あとは自分で行けます。
斜面の上にあるのは年長彼のリュック。
ちょっと前には同じ場所に年長彼女のリュックがありました。
年長彼女のリュックに気づいた年長彼が同じように持ってきたところ、
なぜか年長彼女はリュックを移動。
あれ?いつのまにか喧嘩でもした?
今週、ちょっと疲れ気味の年長彼女。
今日も眠たそうな顔で大あくび。
横になる姿も。
熱があったりしんどいわけではなさそう。
何度かこうして年長彼と遊ぼうとするけれど、
どうも気分がのらない様子。
年長彼はと言えば、いつもの感じで、喧嘩した様子でもない。
年長彼女の様子がおかしいのを不思議に思っている感じ。
やっぱり一人がいいみたい。
まぁ、そういう時もあるでしょう。
そんな間も他の子たちは滑り台。
年少彼も崖登って滑ります。
準やま彼も登ります。
途中で、おもむろに竹にたまった水を指で触って舐める。
「汚いし、やめとき!」
と止めるまでもなく、
顔をくしゃっとして拒否の顔。
予想だにしない動きをする準やま彼。
お腹壊さないことを祈ります。
コケているのではありません。
滑り落ちているのです。
何回か竹滑り台をした年少彼。
なぜか、滑り台ではなく、ここで滑りだす。
そして、股の間に木が挟まるように落ちるのを楽しむ。
何度も何度も斜面を滑っては股に木。
謎の遊びをひたすら繰り返す。
年少彼も予想だにしない遊びを始める。
こちらでは上から順番に滑って重なっていく遊び。
四人で重なって楽しそう。
これがきっかけで、年長コンビもいつもの通り。
年長彼女の眠たそうな顔もどこへやら。
いつものように、遊びを仕切って、楽しそう。
気持ちで動く手足です。
そして、後ろには股はさみ遊びに興じる年少彼が。
ようやくまとまった5人組。(準やま彼女はつぼみへ参加)
次なる遊びは準やま彼から逃げるというもの。
誰かを悪者にして逃げるのは、よくすること。
だいたいは大人だったり、年下の子だったり。
大人の気持ちをザワッとさせる遊びです。
しかし準やま彼は、まだよく分かっていない様子。
追いかけっこを楽しんでいる様子。
追いかけて、ブーッとつばをはきかける。
それがまた子どもたちにとっては面白い。
こういった遊びも基本的に口出しはしない。
でも悪者扱いされている子が嫌な気になって、
しかもそれを他の子に伝えられない時や、
一人の子に対して、嫌がらせなどがエスカレートして、
見ていて嫌悪感を抱く時などは、割って入ります。
今回もそのつもりでいましたが、
得に準やま彼に対して嫌がらせをするとかはなく、
準やま彼も楽しそうに追いかけていたので、
様子を見ることに。
ネットに集まった子たちを、
激しく揺らす準やま彼。
それはそれは長い間、追いかけあった子どもたち。
さすがに疲れたようで、追いかけっこもここで終了。
その後、ネットで寝転がる私の足元に来て、
一緒に休憩する準やま彼。
体を触れ合わせて、特におしゃべりもせず、
ただネットに揺られる。
準やま彼は、もしかしたら悪者扱いされていたのは分かっていて、
本当は嫌な気持ちになっていたのかもしれないと、ふと思う。
もしそうだったら、いやだったろうなぁ。
その嫌だった気持ちをリセットさせているのかな。
やっぱり、止めたほうが良かったかなぁ。
それとも単純に疲れたから休憩しているだけなのかなぁ。
まだまだ言葉が少ない準やま彼。
彼の気持ちを想像するしかない。
彼の口から、色々な思いを聞くのが楽しみです。
走り回ったあとは、静の時間。
何やらおしゃべりしておりました。
どうやら、それぞれ一人一本づつ木のお友達がいるそう。
年長彼女の木の友達の名前は『ろんろんちゃん』
年長彼の友達の名前は『ケースケ』
年少彼女の友達の名前は『がんじょう母ちゃん』
そして年少彼の友達の名前は『ジローちゃん』
みんなとんでもないネームセンスの持ち主です。
その感性に脱帽です。
いったい、どこからその名前が出てきたのか。
最後は絵本読んで、泥だらけの服を着替えて帰りましたとさ。
今日の絵本
やぎ たみこ『ほげちゃん と こいぬのペロ』
西村 敏雄『みんなのくまくまパン』
アヤ井 アキコ『もぐらはすごい』