【小学生】にちようの森

夏のちゅう森2024【2024.8.10-11】

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昨日と今日の2日間は夏のちゅう森。

参加したのはにち森を卒業した同い年の中学三年生たち。

川遊びひとりは用事があって夜から参加なので、このメンバーで川へ。

今回は和束町の川へ遊びに行かせてもらいました。

ひたすら川を遡上して、戻ってきて、下って、戻ってきて。

なぜか私が川上に立たされ、りょうくん&子どもたちが投げてくるスーパーボールをひたすら取り続けるという、謎の特訓させられ。

川中鬼ごっこもして。龍の髭つくり帰って来る途中で買い出し。

晩ごはんとおやつと朝ご飯。

いつものごとく予算オーバー。

しかも今回は予算を4千円ほど超過。

道中は「物価高騰がなんちゃら」「前より予算が少ないからなんちゃら」と言っていた中学生たち。

家に帰ってじゅんさんに会うやいなや、謝罪して、お許しを得ていました。

なんやかんやで長い付き合いの子どもたち。

しっかり抑えとくべきポイントを把握しております。

帰ってきて、子どもたちからのリクエストで、ハイチューで龍の髭つくり。

中国の高級お菓子を模したものらしく、ハイチューをチンして溶かし、片栗粉をまぶしながら、ひたすら伸ばして、細い龍の髭みたいにするらしい。

チンする時間が短いと硬いままだったり、チンしすぎると熱すぎたり、片栗粉が少ないとハイチュー同士がくっついて、細い糸みたいにならなかったり。

やりながら試行錯誤しながら、楽しそうに龍の髭つくりをする子どもたち。

元ネタはユーチューブかららしい。

大人からみたら、なんじゃそりゃって思うけれど、子どもたちはとっても楽しそう。

ユーチューブ発進でもいいじゃないかとも思う。

だいたい子どもたちがしたいことは、大人から見たらしょーもないことと相場は決まっている。

自分が子どもを思い返せば、しょーもないことしかしてなかったと思う。

だからユーチューブが子どもたちに受け入れられているのかもしれない。

やっぱり、おじさんの私がユーチューバーの動画見たら、しょーもなって思っちゃうから。

プールを掘る大人たちがBBQの準備に勤しむ中、子どもたちは穴プールをさらに深く掘っていた。

このプールはやまぼうし、にち森、そしてちゅう森の子たちが掘り進めたものとなりました。

それぞれは面識ない子も多いけれど、知らない間に、共同作業で作り上げたこのプール。

このあとはこれも子どもたちリクエストのバーベキュー。

そんぐらいの時に、もう一人の子も合流。

みんなで食べて、しゃべって。

子どもたちから聞く恋バナに、胸キュンしまくりのおじおばたち。

ああ、青春。

聞いててこちらが恥ずかしくなる話も。

若いっていいなあ、っていう言葉を若い時は実感なかったけれど、今は素直にそう思う。

それは過去に戻りたいとか、歳を取ることが嫌だとか、そういうネガティブなものじゃなくて。(むしろ私は今が一番好きで幸せで、もう一度昔に戻るなんてめんどくさくていや派)

この子たちのこの淡い感じは、この時だけの特別なもので、それが尊いなという感覚。

それがいいなあと思う。

そして、そんな尊い話を私たちに惜しげもなく話してくれるのが、これまた嬉しい。

花火私が食後の洗い物をしている間、じゅんさんが長男坊の寝かしつけをしている間に、りょうくんと子どもたちは花火。

洗い物しながら、子どもたちのはしゃぐ声を聞く幸せ。

寝ている弟夜はゲーム大会。

プロジェクターにゲームをつなげて、大画面で、みんなでゲーム。

寝たのは夜中の1時すぎ。

そもそもゲームをするのなんて、この時だけで、しかも夜中まで起きてるなんてのもこの時だけで、自分も中学生に戻った気分になって、ああなんて楽しい。

朝ご飯を食べる8時くらいまで寝て、ゆっくりと朝ご飯。

起きてきた子から順番に座って食べて、食べ終わったら去っていく。

子どもたちが食べ終わったら、大人たちがゆっくりと食べる。プールで遊ぶ食後はプールで遊ぶ。

なぜかプールのなかでネルネルネールネをつくる。

このあと、りょうくんと子どもたちで近くのグランドへ行って鬼ごっこ。

最後の追い込みをかけます。

流し素麺昼まえに親たちも合流して、久しぶりの子も来てくれて、みんなで一緒にお昼ご飯。

流し素麺にBBQの残りも。

食べ終わったら、子どもたちは家のなかに入って遊び、母たちは外で喋りまくる。

私とりょうくんはいったん昼寝。

起きたら、まだしゃべっていた。

子どもたちともう一度ゲーム大会。

めちゃくちゃ盛り上がる。

私が持っているヨガの本のすごいポーズに挑戦して、大笑い。

そして母たちはしゃべり倒す。

夕方になって、ようやく解散。

遊び倒したちゅう森となりました。

 

なにかの会話で子どもたちがおれとりょうくんのことは「歳の離れた友達」と言ってくれたのがすごく心に残っています。

たぶんそんな感じなんだろうなと思ってたけれど、改めて本人の口からそう言ってもらえたのが、すごく嬉しかったです。

毎回書いているけれど、やっぱりかわいくてかわいくて仕方ない子どもたち。

不思議な関係性だと思います。

言葉にすると、かわいい、しかでてこないのですが、たぶんそこに独特なニュアンスが含まれているんです。

うまく言葉で表現できない関係性。

全員が三年生。

受験をひかえている子も多くいて、夏期講習の合間に来てくれた子も。

しばらく会えていなかった子にも会えて、全然変わってなくて、普通にしゃべってくれて、それもとっても嬉しかった。

会いに来てくれて嬉しかった。

次のちゅう森で、この子たちも卒業し、いったん終了するちゅう森。

いつまでもいつでもつながっていたい子たち。

やまぼうしをやりだして、知り合った子たちで最年長の子たち。

高校生になって、大学生になったり、社会人になったり、結婚したり、出産したり。

そうしたのがおそらくいちばん早く訪れるであろう子たち。

少しでも長く彼女たちの人生を見ていきたい。

年に一回、数年に一回、SNSでもいいからちいさい時から知っている子たちがどんな人生を送っていくのか、見させてほしい。

それが私の願いです。

 

長くなるけどもう少しだけ。

本当に仕事なのか遊びなのか分からないようなこの仕事。

つくづく幸せなことをさせてもらてっていると、みなさまに感謝しかありません。

いわゆるみんなが思っている「仕事」という定義からすれば、仕事じゃないのかもしれない。

たぶん、違う。

なりわい、って言葉が合っているようにも思うけど、「これが私たちのなりわいです」っていうのはなんかちょっとダサい気もする。

自分たちの暮らしのなかに仕事があり、暮らすこと自体が仕事のようなもの。

よくわかりませんが、改めて、やまぼうしに関わってくださっているすべてのみなさまに、感謝を伝えたい気持ちです。

ありがとうございます。

今後ともよろしくお願い致します。

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