本日もくつわ池自然公園へ行ってきました。いつものように魔女の家に行こうか、と提案すると「魔女の家いやや」「展望台がいい」との声が。
他の子たちに聞くも、意見はバラバラ。
どうやら遊びで言っているだけのような子も見受けられる。
こういう時は、私の独断と偏見で判断させていただきます。
そういう時もあります。
というわけで、途中を本拠地として、行きたい人だけ展望台目指すプランでスタートです。
分かるでしょうか、真ん中あたりにアケビがたくさん成っています。
でも高すぎて取れない。
明日は高枝切り鋏持っていきます!
ここからだと中身があるか見えないけれど、遠目で見た感じ食べられそうな予感。
明日までに猿に食べられないことを祈ります。
拠点となる場所について一休み。
と、展望台行きたい組はさっそく行く気満々。
展望台まで行く子と残って遊ぶ子に分かれてもらう。
でも、いざ展望台組が出発すると、居残り組も「やっぱり行くっ!」と急いで準備。
結局、全員で展望台へ向かうことに。
先頭を歩く二人。
展望台でお弁当を食べたいから、リュックにお弁当入れて持っていく子。
お弁当は重いから、水筒だけリュックに入れて持っていく子。
リュックは邪魔だから、水筒だけ手に持っていく子。
一人ひとりが自分でなにをしたいのかを決めて、そのためにどうするのかを決めて、持ち物を決める。
一見、簡単そうだけれど、こうした経験が少ないとなかなか自分で決めるというのが難しいらしい。
自分にとって何が最善かは、自分が一番よく分かっていると思うから、自分で決めるのがいいと思う。
写真では分からないんですが、最後の上り坂がかなりの急角度できついんです。
きつすぎて、四つん這いスタイルで登る彼と、後ろ向きスタイルで登る彼。
こうやって登ると楽らしいんです。
ようやく展望台へつきました。
トミカで遊ぶ子どもたち。
折り紙する子どもたち。
お弁当持参の子は、お弁当食べて。
しばらく思い思いに過ごします。
と、お腹が空いてきた黄色服の彼。
でもお弁当は本拠地に置いてきてしまいました。
そこで、みんなに話を持ちかけます。
「僕とな、たけるとうちゃん、お腹空いてきてん」(先に私との会話で、お互いに空腹なのを共有)
「へぇ」「そうなん」などの答えが帰ってきて、それを私に報告しれくれます。
まだ提案するということが難しいかな
「お腹空いたし、戻らへん?」と私と一緒に聞きに行きます。
そこで、こちらのお腹ペコペコ組が先に戻ることに。
そのあと、遊び終えた3人を連れて、私が戻り、最後まで遊んでいた子とリョウコさんが最後に戻ってきました。
本拠地に戻ってきた面々。
お弁当食べて、食後は折り紙したり、虫探したり、周辺でまったりと遊びます。
長いつるをちからをあわせて引っ張ります。
なかなかちぎれないけれど、なんとかひきちぎりました。
これで電車ごっこなどをして遊びます。
いつしか、このつるで、縄跳びが始まりました。
でも飛び方がよく分からない子どもたち。
黄色帽子の年中彼が口で説明しますが、年少さんたちは分からない。
飛んで教えてあげたら?と提案するが、実際に飛んで見せるのは難しい。
もうひとりの年中彼はつるを回したい。
しだいに、つる回しの二人のテンションがあがり、高速でツルが回る。
余計に、入って飛ぶことは困難。
最終的に、ツルをブンブンと回しているのを、誰も飛ばずに眺めている、という謎な状況に。
それでも楽しそうな子どもたち。
縄跳びとか、じゃんけんとか、鬼ごっことか、まだルールが分からない、まだ前段階の状態での遊び。
この時しか見れない独特なものでしょう。
試行錯誤したり、一生懸命説明したり、なんじゃそりゃの状況で大笑いしてたり。
とっても貴重な時間だと思ってます。