本日はにちようの森。
にち森久しぶりに、くつわ池自然公園へ行ってきました。
集合場所に来ると、さっそくナイフを取り出し、枝を削り出す二人。
おそらく前回に右彼がナイフ使うのに触発されて、左彼もナイフを買ってもらったのかな。
二人で少し離れたところで、何やらしゃべったり、黙々とナイフで枝を削ったり。
普段はそれぞれ離れたところで、違う学校に通う二人。
にち森で知り合った二人が、こうして仲を深めていくのを見ると、なんだか嬉しくなります。
やまぼうし出身の彼が鳥の巣を見つけました。
持って帰るために袋にいれます。
帰りまでにその袋には、鳥の巣、松ぼっくり、数珠玉、ほうの実、などなど、たくさんの宝物が入りました。
やまぼうし時代もガラクタ、いや失礼宝物をみつけるのが得意だった彼。
いつぞやは、朽ち果てた鉄のかたまりを見つけて、持って帰るんだと、必死に運んでいた彼です。
大きくなっても、その能力は全く衰えていないようです。
魔女の家についた小学生たち。
一通り、橋を渡ったり、飛んだりはねたりして遊びます。
することは、やまぼっこたちとさほど変わりません。
元来、この年齢ぐらいの子たちはそんなものなのかもしれません。
小学生たち、がんばりすぎているのかもしれません。
なっちゃんが竹パンつくりをしてくれました。
生地つくりから。
いつもこうしたことに興味を示す女子は、今回は乗り気じゃなくて、男子たちが珍しくすすんで参加。
ワイワイと楽しんでおりました。
こちらの二人はずっと焚き火。
なんだか気の合うこちらの男女コンビ。
ちょくちょく二人で遊ぶ姿を見かけます。
波長が会うのかな。
そういえば、空気感も似ている気が。
男子たちは待ちきれず、燃え盛る炎に生地を突っ込んで、焼けたと言って食べるけど、中身は生で、生でも美味しいと言って、それも食べている。
私が遠火でじっくり、中までふっくら焼いてみせると、同じように焼く子もいれば、やっぱり直火でさっさと焼くのを好む子もいて。
いずれにしても、なんともおいしい竹パンでした。
なっちゃん、ありがとう。
竹パン食べたあとは、デザートの冬いちご摘みに。
みんなで、冬いちごスポットに行ってみる。
ぱっと見は見つからない。
でも、よおく探してみると、見つかる。
だんだん、冬いちご目になってきて、それまでないと思っていたところにも、冬いちごが見つかる見つかる。
さすが、やまぼうし出身子たちは、冬いちご目のレベルも高くて、どんどん見つけていきます。
はじめて食べた子もいて、「美味しい!」と何個も食べていました。
高いところに生えている冬いちごも、崖をよじのぼって取ってしまう。
こういうところは、さすが小学生。
焚き火もそうですけど、にち森っこは、当然やまぼっこたちよりできることが多くて、その分、ルールもゆるくしていいのかもしれないと思いながらも、じゃあどの程度まで見守れるか、経験ある子とない子では、やはり見守れるレベルも違ってくるし、などなど、考えることが色々ありました。
またゆっくり、スタッフ間や子どもたちと話し合いながら、考えていきたいなと思います。
そんなに高くない坂を登って、降りられなくなった小1彼。
それを三人がかりで助ける先輩たち。
「ゆっくり、ゆっくり」と言いながら、ずり落ちてくる彼を受け止める。
小さな坂を下るのを必死に助ける図は笑えましたが、いいチームワーク。
にち森っ子も、いい関係性ができあがってきたなあと、しみじみといたしました。
くつわ池自然公園でのにち森、めちゃめちゃ楽しかったです。
日曜日だから人混みが心配だったけど、魔女の家は貸切状態。
思う存分、焚き火して、鬼ごっこして楽しめました。
またお邪魔させていただきたいと思います。
ありがとうございました。