本日は農道散歩からスタートです。
数日の春間近といった朗らかな気候から一転、冷たい風が肌をさす真冬の寒さです。
子どもたちもさすがにテンション下がります。
おはよの会も、あまりの寒さにやまぼうしの家へ行ってからすることに。
とにかく体を動かさないと寒すぎる。
そんな中、道が凍っているのを発見した面々。
一気にテンション上がります。
厳しい寒さの中でも楽しめる彼ら彼女らを、素直にすげぇなと思います。
イレギュラーの彼女。
彼女が参加する時は寒い時が多いような。
今日もこんな寒さ。
母との別れに加えてこの寒さ。
泣いちゃうかなぁ?泣いちゃうよなぁ。
と思って「ぼちぼち行こか〜」と声をかけると、「バイバイ」とお母ちゃんに手を降ると、さっそうと歩き出す彼女。
思わず、「おおぉ」と唸ってしまう。
どこでどうスイッチが入って、大丈夫になるのか分かりませんが、子どもってのはすげえなぁと、やっぱりこの時も思います。
しかも、ただ泣かなかっただけじゃありません。
どんどんと歩いて、いつしか先頭へ。
年長彼が走って追い抜くと、負けじと走って追いかけます。
つぼみにいる時はお母ちゃんにべったりといった感じでしたが、やまぼうしに来て新たな一面を見せてくれました。
人間というのは置かれた環境で、見せる姿が変わっていくものなんでしょうね。
そして、どの姿も自分の一面なんでしょうね。
寒い日は焚き火に限る。
ということで、メタルマッチにハマり中の年長彼が火をつけてくれます。
すっかりコツをつかんだようで、すぐにテッシュに着火。
そのあとの展開がうまく行かず消えてしまったのですが、またすぐに火をつけてくれました。
興味あることの学習能力はハンバじゃありません。
こんな寒い日には、いろんなところに氷が貼ってあります。
おままごとの鍋に残った水。掘った穴に残った水などなど。
準やま彼も分厚い良い氷を見つけました。
それを水道できれいに洗って、ビニール袋に入れる彼。
袋の口をしばってくれと頼まれて、しばると、おもむろにリュックにいれる。
どうやら、お父ちゃんとお母ちゃんへのお土産にするらしい。
迎えに来たお父ちゃんに氷を見せて満足げな彼。
家にいるお母ちゃんにも見せるために、若干漏れてリュックを濡らしながらも、持って帰っておられました。
みなさん、金毘羅船々(こんぴらふねふね)という遊びは知っておられるでしょうか?
そう、言わずとしれたお座敷遊びです。
本来なら、高級料亭などでお芸者さんとお社長さんがたしなむお遊び。
やまぼうしではまさかの、その金毘羅船々が流行っています。
「金毘羅船々〜」と陽気に歌う年長コンビ。
切り株と石でなんて、おそらく世界一ワイルドな金毘羅船々でしょう。
土を掘っていると出てきたのは冬眠中のカエル。
まだ眠たそうで、もっそりもっそりと動いておりました。
ちょっと起こされるのにはまだ早いご様子。
もうしばらく土の中で眠ってもらうことに。
この寒さを終えれば、このカエルも外へ出てくるようになるかな。