本日は今年度一発目の年長登山。
大文字山へ登ってきました。
銀閣寺観光駐車場に車を止めて、登山口まで歩きます。
お店が立ち並ぶ観光街。
下山してから、好きなおやつを買って食べる予定なので、何を買うか物色しながら歩きます。
いろいろなお店に目移りする子どもたち。
食べ物以外にも魅力的なお土産品がたくさん。
なかなか歩みが進みません。
日差しもきつく、「疲れた〜」と休憩する子どもたち。
まだ登山口にも入っていませんが、休憩。
これから山登りだけど、まず休憩。
はたして、登りきれるのか。
街と山の間の林道を歩きます。
途中にある湧き水。
二年前卒園した年長彼女の兄いわく、「これまで飲んだ飲み物で一番おいしい水」
ついに年長彼女も飲むことができました。
みんな、飲んで「おいしい!」
頭が暑いので、頭に水つけて冷やします。
これで少しは回復したもよう。
本格的な山道に入ると、意外にも逆に元気になる子どもたち。
それまでの足取りが嘘のように、どんどんと登りだします。
アスファルトの道はつまんないのでしょう。
山に入るとちからが湧いてくる感覚、私も子どものころそうでした。
やっぱり山には不思議なちからがあります。
それでも、やっぱり休憩は必要。
それぞれ持参したおやつを食べ合います。
山パワーも最初の内、途中から休憩のオンパレード。
5分歩いて、休憩、5分歩いて、休憩。
休憩が目的というよりも、おやつ食べるのが目的といった感じ。
鹿にも出会いました。
三匹の鹿。
まあまあ近いけれど、私達を気にせず草を食んでました。
一匹はチラチラとこちらを警戒しながらの食事。
最後の難関の階段をのぼります。
でもこれが最後だと思っていたら、もうひと階段あった。
たしかこの前の年長登山でも、「これが最後の階段」と言って違って、子どもたちに怒られたのを思い出しました。
同じあやまちを繰り返すのが私です。
なんとかかんとか登り切りました。
ここは山頂じゃなくて、五山の送り火の場。
ここが一番、眺めがいいのです。
子どもたちはそれよりもお昼ごはん。
お楽しみのカップラーメンを食べます。
しばし無言でラーメンをすする子どもたち。
天気もよくて、風も吹いて、気持ちのいいランチタイムとなりました。
最後にみんなで集合写真をとって下山。
いつ来ても素晴らしい眺めです。
下山して階段降りたところで、急に振り返って、帽子を脱ぎ、
「ありがとうございました!」
と頭を下げる彼。
全然そういうタイプじゃなんだけど、急に山の神様に敬意をしめす。
あとから来た三人にも、「お辞儀したほうがいいよ」「帽子とらないとあかんで」と、山を愛しすぎるおじさんばりに、神様への敬意を求める。
山に目覚めたのだろうか。
下山はあっという間。
一気に降りてこれました。
帰り道は、水筒に湧き水をいれます。
自分たちが飲むのはもちろん、家族へのお土産のためもあります。
この子たちにとっても、人生で一番の水になってくれたかな。
下山してお楽しみの買い物タイム。
子どもたちはみんなでかき氷をチョイス。
店前でゆっくり噛み締めながら食べます。
「大冒険やったなぁ」
「楽しかったなぁ」
「よくがんばったなぁ」
と楽しんでくれたようで良かったです。
帰りは車内でコテンと寝ると思ったら、テンション高くおしゃべりし続け、結局誰も寝ず。
家への帰り道でみんなコテンかな。
次回は秋頃に鞍馬山の予定。
次の年長登山も楽しみです。