本日はやまぼうしの家でごはんつくり。
みんなでごはんつくりを終えて、私は台所でお味噌汁とお米の仕込みをして、戻ってくると、年中トリオは散歩にでかけ、年少コンビはりょうこさんと叩き染め中でした。
りょうこさんが持ってきてくれる藍の葉が大活躍の今年でした。
布に葉っぱをのせて、その上にファイルをかぶせ金槌で叩く。
そると、きれいに葉っぱの色が布に移ります。散歩から帰ってきた年中トリオの手には様々な植物が。
写真のは彼岸花、他にもオシロイバナに、ヨウシュヤマゴボウの実。
遊びに使える植物がいっぱいです。
色水では色がでなかった彼岸花。
豪快に叩き染めする彼。
やってみると、きれいに色が出ていました。
同じ植物でも、手の加え方で、その結果も変わってきます。
ひとつひとつが実験。
ヨウシュヤマゴボウの実をつぶして、染めます。
こちらは濃いきれいな色がでます。
水で薄めて、筆でお絵かきも。
でも乾いたら、色が抜けるところと、そのまま定色するところが。
水との割合とかで、変わってくるようです。
これも実験。ごはんつくりの日は、みんなで食べます。
ぐっと距離が縮まってきたやまぼっこたち。
食事もおしゃべりしながらで楽しそう。
おしゃべりが盛り上がりすぎて、なかなか食べる手が進まないことも。
「はやく食べや〜」と声を掛けると、「は〜い」と返事がありますが、またおしゃべりに花が咲く。
楽しそうでなによりです。午後からも染め染め染め。
大人も子どもも染め染め染め。
ヨウシュヤマゴボウ、藍、叩き染め、生葉染め、垂らしてみたり、半分つけてみたり、折りたたんで浸してみたり。
植物の種類、染め方の種類、染めの技法の種類。
さらには同じ植物でも採取時期によって、色にも違いがでるらしい。
奥が深いぞ、草木染め。
そのひとつひとつを試してみて、その結果を見て、また違う試しをしてみて。
遊びは学びとはよく言ったものです。
来年は藍をたくさん育てたいと思います。