新ブログ一発目の本日は、宇治の大吉山へ登山遠足です。
文化センターに集合して、バス停まで歩きます。
二人と三人でバディを組んで。
歩きながら、バスに乗る時の約束を確認。
そこは年長コンビが答えてくれます。
大声ださない。ちゃんと座る。飲食しない。
さぁ、いざバスへ。
入ってみてびっくり。
中はお茶の京都仕様に。
車内にはお茶の京都の各町の紹介パネル。
テレビには内容充実のPR動画が流れており、
後部座席の後ろには『茶』の文字の掛け軸。
出発して、すぐに渋滞。
どうやらトラックが横転している模様。
進まない。ぜんっぜん進まない。
しかし、車内のPR動画を見ながら、
「あっ、湯屋谷や!」
などと行ったことのある場所が現れて嬉しそう。
なんとかやり過ごすことができました。
しばらくしてようやく動き出す。
目的のバス停に着いて、ピンポンを押す。
なんと明かりもハート仕様に。
宇治田原町はハートの形の町。
有名な正寿院の猪目窓もハート型。
ハートがシンボルなのです。
宇治駅で車で来たジュンさんと準やま彼女、準やま(仮)彼親子とイレギュラー会員の年少彼とも合流。
一緒に遠足へ行きます。
ここでもバディを組んで登山口まで。
登山口まで来て、おはよの会。
お茶のんで、絵本聞いて、ひとやすみ。
さて、出発です。
子どもたちが手に持つのはビスケットの袋。
おはよの会でジュンさんがみんなに配りました。
いつ食べるかはその子次第。
写真のお二人はすぐに開けて食べ始める。
リュックにしまって、頂上で食べるという子。
疲れたら食べると言って、頂上近くになって、ひとつづつ大事に食べる子。
それぞれの子どもによって、いつ食べるのか、どのように食べるのが違う。
当たり前だけど、その子らしさが出て面白かったです。
出発早々、銀色のコレがガタガタなるのを楽しむ。
一人がのって、反対側にもうひとりがのって、ガタガタ揺らして、「シーソーみたい」
何でも楽しみに変えてしまう子どもたちのちから。
準やま(仮)彼は今日は歩く気分じゃないみたい。
キャリーにのってお父ちゃん、お母ちゃんに連れってもらいます。
どんどんと歩いていく子もいれば、
ゆっくりマイペースの子も。
先行く年長彼女。来ていない年少彼に気づいて、
「ちょっと見てくる」と戻っていきます。
年少彼はマイペースに歩いている。
しばらくすると、年長彼女が走って戻ってきました。
見つけたのは緑色のどんぐり。
青いどんぐりって言ったら、「緑色だよ」と訂正されました。
外を歩いていると、秋の訪れを微かに感じるように。
きっと、あっという間に秋になるんでしょうね。
普通に歩いたほうが絶対楽なのに、
石垣を見つけたら渡らずにはおられない。
年長コンビの視線の先には急な斜面が広がっています。
それはまるで蟻地獄のよう。
「ヒト地獄や」
「滑り落ちたら、あそこに怪物がいて食べられる」
「枝投げて調べてみよ」
空想が広がっていきます。
そして、頂上へ到着。
見晴らしの良い景色が見られるんです。
年長コンビを始め、他のちびっこたちも続々と到着。
最後尾は年少彼と年少彼女はりょうこさん。
迎えに行くと、手を繋いで歩く二人。
年少彼女がしっかりと年少彼の手をひいておりました。
しかし、あと少しが長い。
歩いていると、年長彼が迎えに来てくれました。
嬉しそうに手を差し出す年少彼。
さっとつなぐ年長彼。
私でさえ、頼もしく感じたのですから、
年少コンビからしたら、まさにヒーローがやってきたような感じでしょうか。
道中、ヒト地獄の説明をする年長彼。
それを聞いた年少コンビ。
「あんまりそっち歩かないほうがいいよ」
と本気でビビっておりました。
待ちに待ったお弁当。
景色のいいところで、たくさん歩いたあとで食べるお弁当はまた格別。
食後は水遊び。
袋に水ためて遊びます。
小さないざこざももちろんあります。
きっと疲れているはずなのに、遊びは別腹。
きっと疲れているはずなのに、自分の主張は曲げられない。
だからぶつかり合いも致し方ない。
以前作ったバードコールを鳴らしてみます。
ここにはヤマガラがいて、餌を食べに来る姿が見られます。
鳴らしていると、どこからともなく飛んできたヤマガラさん。
かなり近くまで来てくれました。
餌を持参しなかったのが悔やまれる。
ゆっくりするのもつかの間。
帰りのバスの時間があるので下山します。
バス組、帰りは走って下山。
早い早い。
しかし年少彼はもうガス欠。
なので、ジュンさんの車で帰ることに。
バス組は無事にバスに乗ることができました。
バスに揺られて、宇治田原に戻ってきました。年少彼と準やま彼女とも合流。
お迎えまで少し時間がある。
走り回って遊ぶ子どもたち。
やっぱり遊びは別腹。
底なしの体力に脱帽です。
今日の絵本
大森 裕子『へんなかお』
作:ヘレン・スティーブンズ 訳:さくま ゆみこ『ライオンをかくすには』
やぎ たみこ『ほげちゃん まいごになる』