※こちらの記事は2019年4月に書かれたものの再掲です。
半ば強制的に提出いただいたのですが…3行程度と思っていたわたしたちの予想をはるかに超え
長文のラブレターが届きましたHPには抜粋して載せる予定ですが
どうしても残しておきたくて
了承を得てこちらで全文ご紹介させていただきます(ちなみにその長文ラブレター、またも全消ししてしまったわたしです…
再チャレンジでキーボードたたいております)年中から入園した彼のお母ちゃんがお父ちゃんと考えて書いてくださったものでございます
*
「やまぼうしに入園を決めた理由」
私達は「若林御夫婦の人柄です」
事実、お二人の人柄の良さに我が子を預けても安心だと思い、入園を決めました
でも逆に言えば、その時は判断できる事が、お二人の人柄しかありませんでした
自分でも事前に本やネット、講演などで「森のようちえん」の教育方針は理解し、共感していましたが
やはり園舎もなく、森のようちえんとしての実績もこれから…
何もない中で初めての幼稚園選びに不安がなかったとは言えません
それでも入園前のプレ体験(つぼみクラス)に参加させていただき、
森の中や農道で自由に遊びまわる子供の姿を見て、不安よりもこれからの子供の成長への期待の方が上回り、
「やまぼうし」に入園を決めさせていただきました
この一年、子供の成長に驚かされることは多くありました
自然の中で遊ぶ為か?驚くほど体力はつき、植物・虫・動物など自然に触れ合えるものに興味を持つようになりました
もともと気の優しいところがあり、周囲の人の様子や見てしまい、
子供ながら周囲に合わせ、自分の意思・意見を伝えるのが苦手なところがありましたが
この一年で少しずつですが自分の意思を友達、周囲の大人に伝えられるようになってきました
私達大人では気が付かないことや、自由な子供の発想に驚かされることも多々あります
こういった成長が大人から教えられるのではなく、
彼自身が自然の中や普段の経験、友達同士から気付き、成長できたのは
「やまぼうし」のおかげだと思っています
「やまぼうし」は一般的な幼稚園とは違います
違いは「森のようちえん」としての教育方針だけでなく、
幼稚園と親との関係が近く、親も参加型の幼稚園といった感覚です
幼稚園に預けるというよりは、親もみんなで子供を見守り、成長を見届けます
その為、親も子供と一緒に活動することも多く、子供の日常や成長がよくわかりますし何より大人が楽しんでいる
大人が子供より必死に走りまわって鬼ごっこをしたり工作をしたりする幼稚園は他にはないのではないかな?
そういった活動を通して「やまぼうし」という幼稚園を身近に感じ、
我が子の事だけでなく、子供達全員のことを考え、
何か「やまぼうし」の為にできないかとまで考えるようになりました
あと一年、彼がどう成長し、「やまぼうし」で経験したことが今後どう生かされていくのか期待を持ちつつ、
親子一緒に「やまぼうし」を楽しんでいければと思います
あらためて今、「やまぼうしに入園を決めた理由」に間違いがなかったと
夫婦共に感じています
*
こちらのご家族との出会いは智ちゃんの講演会でした
その後、ちいさなちいさな入園説明会にご参加くださり
入園を決めてくださいました
自分たちの園ながら「なぜ入園を決めたんだ!?」と思っていたわたしたちに
「人柄です」と言ってくれたおふたり
智ちゃんから「『わたし』という人に人が集まるんだよ」と聞いていただけに
わたしたちに惹かれて(惹かれたということにしておきます)決めてくれたことは
本当に本当にうれしかったのです
そしてこのお母ちゃんが
今では我が家にとって、やまぼうしにとって、つぼみにとって
なくてはならない存在です
森に入れば誰よりも自然を楽しみ、
家でのイベントとなれば一番に働き、
我が家の次女の寝かしつけから鼻水吸いまでこなしてしまう
スーパー母ちゃんなのです
やまぼうしに通うのもあと一年
彼の卒園と同じくらい、お母ちゃんの卒園がさみしすぎて
今から泣きそうです
残り一年、ぎゅぎゅっと濃厚にお付き合いしていきたいと思っています~!
お手紙ありがとうございました!