本日は第二回里山保育やまぼうしの卒園式でした。
ついに、年長コンビが卒園します。
二人が入園した第一回目の入園式も雨。
そして卒園式も雨。
本来ならハレの日に雨というのは残念なのかもしれませんが、雨の日も外で遊んできた年長コンビ。
なんだか、そんな二人を象徴しているように思えて、雨の卒園式も年長コンビらしく感じます。
家の中での卒園式。
いつものやまぼうしらしく、卒園式をやっている横ではブロックで遊ぶつぼみちゃんや、お庭で遊ぶ子もいて。
式の最後は、年長コンビそれぞれのワクワクタイム。
卒園式で何がしたい?と聞くと、「ワクワクタイム」と即座に答えた二人。
年長彼女は、ユウコさんと年長彼のお母ちゃんと3人で人形劇。
お話から人形まで全部手作りのオリジナル。
人形劇を見ていると、彼女にとって、ユウコさんや年長彼のお母ちゃんも、おっきな友達なんだろうなと。
親以外の大人とこうしてなにかを考えて成し遂げるというのは、本当にかけがえのない経験で、それをさせてもれっている彼女は、子ども同士だけじゃなくて、本当にいい大人の仲間にも出会えました。
年長彼は、お父さんと二人でマジックを披露。
進行もセリフもメインは年長彼。
そのクオリティはなかなかのもので、子どもたちは釘付け。
堂々としたものでした。
卒園式が終わったあとに「卒園式、楽しかった〜」と年長コンビ。
式とつくものは子どもからしたらそんなに楽しいものじゃないと思っていたけれど、そんなことありませんでした。
楽しかったと思える卒園式ができて、ほんとによかったです。
◇
年長コンビにとって卒園式よりも大事なのは毎日の遊びだったでしょう。
卒園が近づこうが、そんなことは関係ないと言わんばかりに、いつもと変わらず遊びまくる二人。
そして、今日、ジュンさんが作ってくれた三年間の思い出動画を見ながら、毎日毎日ほんとうによく遊んできたと思いました。
二人にとって、毎日のやまぼうしは、それはそれは濃いもので、楽しくて、エキサイティングで、夢中になれるものだったのでしょう。
だから、一番大切なものは、やまぼうしの日々と、一緒に遊ぶ友達なのでしょう。
そんな日々をともに過ごせたことに感謝です。
二人がやまぼうしに残してきたものは、これからもきっと受け継がれていくはずです。
そして、二人のやまぼうしでの生活に関わってくれた全ての人にお礼を述べたいです。
年長コンビは、たくさんの人の温かい眼差しの中で、これほど大きく育っていきました。
きっとこれからの二人は、これまで以上にパワフルでオリジナリティあふれる小学生になっていくことでしょう。
そして、その姿をこれからも見守っていかせてもらいたいと思っています。
年長コンビよ、卒園おめでとう!