農道散歩からスタートです。
本日は、木津川市のこそだてママnetのスタッフさんたちが視察にこられました。
みんなでのんびり農道散歩。
いつもと違う面々に子どもたちもちょっと緊張しているのか、やたらと先を急ぐ子も。
こうした視察や見学に来ていただくのは全然問題ないのですが、そうした時に子どもたちの言動が微妙にいつもと違ってくるかも、とは頭の片隅に入れといたほうがいいなと思いました。
やまぼうしの家につくと、さっそく遊びだします。
視察の方々とも一緒に遊んでもらう子。
マイペースにいつものように遊ぶ子。
それぞれです。
畑を耕してくれていたユウコさんのところへ、やってきたのは準やま彼。
土好きの彼には、ユウコさんも土遊びをしているように見えたのでしょうか。
雑草を抜くユウコさんのかたわらで、土とたわむれる準やま彼。
なんだか、穏やかで優しい時間が二人のまわりに流れていました。
だんだんと遊びが深まっていって、気付けば子どもたちだけのおままごとが盛り上がっておりました。
数人でおままごとをしていると、どこからともなくパーッと参加してくる子も。
元々おままごとしていた子たちも、その子をすんなりと受け入れて、一緒に遊んで。
またその子はどこかへ行って、また違う子が来て。
そんな感じで、おままごとの中に、色々な子が出たり入ったり。
遊びを中断させずに、そうした子たちを受け入れていく柔軟性には感服します。
お昼ごはんは、こちらのカウンターで。
一人が食べだすと、集まってきます。
年少・準やまさんたちは遊びも、お昼ごはんもこうしてみんなで、という感じが強いです。
来年・再来年と年を重ねていくと、この集団がどんなことになるのか、とっても楽しみです。
こちらのイレギュラーの彼女は、友達に押されて、大泣き。
泣きながら、靴と靴下を脱ぎ捨てる。
怒りの表現なのかな。
涙は止まったけれど、「キャ〜!」と耳をつんざく高音ボイスで叫び続ける。
他の子が「どうしたの?」と聞きに来るけれど、怒りは収まらないようすで、叫び続ける。
しばらく横で見守っていると、自分で靴下をはき出す。
靴もはく。
うまくはけないと、言うので、お手伝い。
そのあとはケロッとして、私の手を握ってぐるぐる回る。
「見てて」とジャンプを見せてくれる。
何だか、笑顔ですっきりした感じ。
押されたのは嫌だったろうし、叫び続けたのも嫌だったからだろうし、叫ぶのも疲れてしんどかったでしょう。
大人から見れば、どう見たってネガティブな出来事。
なのに、彼女はすっきりいい笑顔。
ネガティブ要素に見えても、思い切り叫んで出し切ったというのは、彼女にとって気持ちよかったのかもしれません。
彼女がご機嫌になったのなら、結果オーライと思います。