【ようちえん】やまぼうしのまいにち

健全なケンカ【2024.5.14】

スポンサーサイト

本日はくつわ池自然公園へ行ってきました。

階段を登る階段とちょっと急な坂を登って、東屋のある広場へ。

去年は魔女の家がしっくりくる遊び場だったけれど、今年度のメンバーはこの広場がしっくりくるような気がする。

メンバーによって、しっくりくる場所が違うのかもしれない。

それとも、ただこの新緑の季節に広場が合っているだけなのかもしれない。

ごっこ遊びさっそく、ごっこ遊びをする女子たち。

いつでもどこでもすぐにでも、遊びに没入できる子どもたち。

本当にすばらしいです。

一緒に遊ぶそこに混じる年中彼。

年中彼は少し年上のお兄ちゃんがいて、去年は年長男子たちと遊んでいて、おそらくこうして年上もいなく、女子の多い環境というのは初めてなんじゃないかな。

だからこの環境でどうやって遊ぼうか、どうやって関係を築いていこうかと、日々試行錯誤中なのだと思う。

こうして、少しづつ少しづつ、一緒に遊ぶ姿も増えてきました。

がんばれ、年中彼。

かなへびの家年少彼はマイペース。

私と一緒にカナヘビを捕まえると、家を作るんだと石を集めだす。

これだけの石をひとりで集めて、サークルにして、家が完成。

みんなが集まってくるそこにみんなが集まってきて、みんなでかなへびの家をアップデートしていく。

年少彼はあの家に屋根をつけたいそうで、でもどうしたらいいかわからなくて、どうしたら屋根ができるのかみんなで話し合っていました。

二人でつくる女子たちが去ったあとも、男子二人で家つくり。

男子二人の姿も少しづつ増えてきました。

結局、屋根は難しいということで、石を積み上げて、高くして、かなへびが逃げるのを塞ぐ作戦に。

棒の取り合い年少彼女と年中彼女が枝の取り合い。

ちょくちょくケンカしています。

この時も、ひとつの枝をとりあって、引っ張り合いに。

お互いひかずに強いので、枝が途中で折れるほど。

それを機に、「ふたつに折ろう」と折れた枝をふたつに分けて、お互い納得。

再び遊びに没頭していかれました。

健全なケンカだなあ、と思います。

アリが米を運ぶ

シートにこぼしたお米をアリが運んでいました。

それをじっと観察する子どもたち。

看板の上には青虫がいて、蝶々が飛び交って、カナブンがいて、イモムシもいて、カナヘビ、トカゲに逃げられて。

今日もたくさんの生き物たちと出会いました。

やっぱり、こうした小さい生き物たちと過ごす日常ってのがいいなあと思います。

日常ってのがいいんです。

スポンサーサイト

オススメ

モンベルサポートカード 1

モンベルのやまぼうしサポートカードができました。 こちらのカードに切り替えていただければ、本人様のポイントは従来通りもらえるのに加えて、3%のポイントがやまぼうしに寄付されます。 切り替えに300円か ...

2

寄付サイトを新設しました。 奇特な方がいらっしゃりましたら、こちらの寄付サイトに来ていただければ幸いです。 どうぞよろしくお願いします。    

雨で笑顔 3

もくじ 注※タイトルを『分かりまくる!どういう団体?園舎がない?無償化の対象?そんな疑問を森のようちえん園長が徹底解説』から変更しております。 「森のようちえんってどういう団体?」 「園舎がないって聞 ...

大木を囲む 4

もくじ 注※タイトルを『分かりまくる!vol.2 野外保育?危険生物?いろんな疑問を森のようちえん園長が徹底解説』から変更しております。 「自然の中で遊ぶのってなにがいいの?」 「ハチやヘビって危なく ...

ケンカ 5

もくじ 注※タイトルを『分かりまくる!vol.3 見守り保育?ケンカ?保育者に求められるもの?そんな疑問を森のようちえん園長が徹底解説』から変更しております。 「見守る保育ってなにをどこまで見守るの? ...

泥遊び 6

もくじ 「自由にしてて、わがままな子にならない?」 「工作や歌ったりはしないの?」 「好きなことだけしていたら、小学校へ行った時に困るんじゃない?」   どうも、里山保育やまぼうし園長のたけ ...

竹滑り 7

もくじ   「少人数だと協調性が育ちにくいってほんとう?」 「少人数で、気の合う子がいなかったらかわいそうじゃない?」 「縦割り保育だと、年齢別の活動がないけど大丈夫なの?」   ...

-【ようちえん】やまぼうしのまいにち

© 2024 里山保育やまぼうしのブログ Powered by AFFINGER5