本日も猛暑日のため、やまぼうしの家に集合です。縁側で遊ぶ女子たち。
年中女子ふたりは、いつものように即座にごっこの世界へ。
年少彼女は、中に入りながらも、まだお姉様がたのごっこの世界を掴み取れていないのか、参加というより、一緒にいる感じ。
年中彼は、どうやらこのメンバーに混じりたいようで、じっと観察中。
そして年少彼はマイペースにりょうこさんと泥団子つくり。
すぐに年少彼女もごっこ世界に入り込み、年中彼はどうかなーっと思って見ていたら、すんなり仲間入りできて、嬉しそうに遊んでおりました。
四人で遊んでいると思ったら、時には二組に分かれて、違う遊びをしていました。
こちらは並んでお絵かき。
紙のとりあいになって、喧嘩になりそうだったけれど、少しもめて、お互いに話し合って解決。
二人はふたりで、一対一の関係になるので、逃げ道がなく、集団とはまた違った面白み、(たぶん子どもたちからしたら大変さ)があります。こちらの二人はなにやら一生懸命工作して、完成したのは「てるてる坊主」
この「てるてる坊主」をかざすと雨を降らせることができるそうです。
逆説的です。
この二人で遊んでいる時に、一度、他の子が年中彼女を違う遊びに誘ったのですが、彼女は「今、○○くんと工作しているから無理」と断っていました。
自分が誰と遊ぶのか、なにをするのか、誰かに誘われた時にどうするのか、もめた時はどう対処するのか、そうしたひとつひとつを自分で、自分たちで、考え決めて行動しているやまぼっこたち。
そりゃあ、強いなと思います。
午前中は基本、縁側で遊んでいた子どもたち。(年少彼をのぞく)
私は縁側前のプールを(年少彼もいっしょに)掘り進めたり、縁側で休憩したり、縁側付近でヨガしたり、しながら子どもたちの近くで過ごしていました。
子どもたちの様子を見ていると、この縁側という一見狭くみえるスペースに、子どもたちのやりとりのすべてがあるように思えました。
すべてとは言い過ぎですが、たとえ縁側という小さな人工的な場所であっても、子ども同士のおりなす人間模様は複雑で濃いなと感じました。
とは言っても、私たちが野外に魅力を感じているのもたしかです。
ずっと家だとものたりなく感じて、自然のなかに行きたくなります。
というわけで午後は、子どもたちを誘って、近くまでオシロイバナなどの色水遊びできる花を摘みに。
もちろん、外に出てこうして花を摘むとなると、子どもたちはいきいき。
つまりは、家も外も、自然も人工物も、静も動も、どれもいいなあという話です。
ようはバランスの問題だと思っています。
大量に集めてきた花たち。みんなで色水遊びを楽しみます。
どの花が、どんな色か。
濃く出すにはどうしたらいいか。
今日も試行錯誤しながら楽しんでおりました。