【ようちえん】やまぼうしのまいにち

ようやく開放されたかな【2021.11.10】

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本日はやまぼうしの家に集合です。

脱穀作業親子参加の今日は、みんなで脱穀作業。

我が家には貰い物の足踏み脱穀機があるけれど、残り少ないし、子どもたちが周りにいたら危ないので、手でしごいて取ることに。

楽しそうにおしゃべりしながらの手仕事。

この前の秋祭りのこと、何気ない世間話。

おそらくですが、母たち、手仕事とおしゃべりに夢中で、子どもたちのことはあまり目に入っていなかったんじゃないでしょうか?

(もし、しっかりと見ていてくださっていたなら、ごめんなさいm(_ _)m)

いや、これは指摘しているんじゃないんです。

逆に、この状況がいいなぁと思って見ていました。

我が子や他の子たちから目を離していても大丈夫と、安心してくれてるんだろうなと。

もちろん全体の見守りは私がしていましたし、参加してくれていたお父ちゃんも子どもたちとがっつり一緒に遊んでくれていました。

そして、子どもたちも母から離れて、子どもたちだけでいつもどおり楽しそうに遊んでいました。

そのすべての光景が、私たちの求める『みんなで子育て』を具現化しているようでした。

スコップで掘る

こちらでは、こちらのお父ちゃんと子どもたちがスコップで土を掘り、川の拡張作業に勤しんでくれました。土を運ぶ掘った土を一輪車にのせて運ぶのはこちらの面々。

ちからを合わせて子どもたちだけで運びます。

運ぶたびに、スコップでのせてもらう土の量を増やして、限界の重さまで挑戦していきます。

年中彼女は我が三女の手を引いて、お世話もしてくれます。

親子参加は妹弟ちゃんたちも来るので、自然と異年齢の幅が広がります。ひとりで遊ぶ年少彼の妹ちゃんは、ひとり黙々と遊び続けます。

彼女も親元離れて、平気で遊びます。

困ったことがあれば、近くにいる私や他の大人に助けを求めます。

少しづつ、親以外の大人たちにも心を許してくれるようになるのが、喜びでもあります。

ちびっこ同士で遊ぶちびっこ同士でも遊びます。

親子組『つぼみ』でも一緒の同級生のお二人。

少しづつ、お互いを意識するようになってきて、こうして一緒に遊ぶ姿も。

柿を取る高いところにある柿も、こちらのお父ちゃんにかかればなんのその。

巨人の父ちゃんがとった柿に群がる子どもたち。

かわいいです。

渋柿を食べるしかし、この柿、渋柿なんです。

それでも、「食べたい食べたい」と子どもたち。

それなら、と一個むいてあげましょう。

嬉しそうに口に入れる子どもたち。

そして、渋い顔。

お誕生日会

そして、今日はこちらの彼のお誕生日会。

お誕生日を迎えると同様に、お誕生日会も緊張しているよう。

子どもにとってお誕生日は、ひとつ年をとる喜びと、お兄ちゃんお姉ちゃんになるというプレッシャーの共存なのです。

無事、誕生日をむかえてそのプレッシャーから開放されたと思っていたけれど、誕生日会がまだ残っていました。

最初は、緊張した面持ちで、不安げな様子。

母の膝の上に座ってのはじまりです。

歌をうたって、インタビュータイム。

ひとつひとつの質問に答えていくうちに、だんだんと表情が柔らかくなり、いつもの調子を取り戻してきた感じ。

ふざける余裕もでてきた。

マッチで火を付けるはじまる前は、彼が赤ちゃんの時の話はしちゃだめ、と言っていたけれど、本番でお母ちゃんが確認すると、話してもいいとのこと。

マッチも自分でつけて、うたを歌って、火を吹き消します。

「お誕生日会できたねぇ」と終わったあとに嬉しそうな笑顔。

無事に終えて良かったです。

帰り際には、「僕の赤ちゃんの時の写真みたい?」と聞いてきたので、「見たい」と答えると、「こんど持ってきてあげるからねぇ」ですって。

ひとなつっこくて、ひょうきんで、見事な泥遊びっぷりで、ナイーブなところもあって、とにかくとっても魅力的な彼。

年少さんになってからの成長著しくて、きっと四歳になった彼は、また新たな姿を見せてくれることでしょう。

これで誕生日のプレッシャーからは完全開放されたかな?

重荷を捨てて、羽を広げて飛びだつ彼を見るのが楽しみです。

お誕生日おめでとう!

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