本日もくつわ池自然公園へ行ってきました。
いつもの緑の広場奥へ。
今日は気温はそんなに低くないけれど、風が強い。
午後から雨予報で、それが気になっていたけれど、それよりも大風が大丈夫か心配になるほど。
風を避けるために森の中に入ったけれど、森の中も山をせり上がってくるかのように風が吹き抜けていきます。
それでも子どもたちは、そんなに気にせずに普通に遊ぶ。
今日は準やま候補生彼女も親子で来てくれました。
広場でお弁当食べるけれど、風が吹いて砂埃が襲ってくるので、砂埃が起きなさそうなところに避難。
女子たち、避難するのも楽しそう。
あまりに風が強いので、探検にでかけることに。
案の定、山のなかの道は穏やかで、風がないだけで暖かい。
道中、草を拾い、蝉の抜け殻を拾い、落ち葉を拾い、枝を拾う彼。
お家へのプレゼントらしい。ついたのは、魔女の家。
なんと、魔女の家は無風で暖かい。
すり鉢状で周りが山に囲まれているので、風がこないようです。
風が強い日はみどりの広場ではなく魔女の家へ。
これは今回学んだ新しい教えでした。
そして、女子たちは、やっぱりごっこ遊び。
しばらく魔女の家で遊んで、緑の広場へ戻ることに。
ここでお弁当食べたりしてひと休憩してから、集合場所に戻ろうと思っていたのですが、緑の広場はまだまだ絶賛暴風域でした。
むしろ勢い増していました。
というわけで、早めに集合場所に戻ることに。
そして、ちょうど集合場所についたあたりで、雨が降り出し、東屋でまたねの会をし終えたころにはどしゃぶり。
なんともタイミングよく移動することができました。
雨ニモマケズ風ニモマケズ、ではないですが、子どもたちは雨にうたれ、風にふかれて過ごしています。
ときおり、こうした大風に出会い、砂埃に目をやられ、風の強さに嫌気がさすこともあります。
「どうして風が吹くの」と風に怒っていた子もいました。
当然ですが、自然はいいことばかりではありません。
時にはこうして子どもたちを苦しめることも、猛威を振るうこともあります。
そういうのをひっくるめて自然というものを感じてほしいと思います。
それは私が自然と接してきて、感じてきたことでもあります。
自分のちからではどうにもならないもの、自分をはるかにこえた大きなもの。
そうした存在を身近に感じながら行きられたら、人生はもっと豊かになるんじゃないかと信じています。
何千年とかけてそうした生活をしてきた人々のように。