【ようちえん】やまぼうしのまいにち

いろんなものさし【2024.9.9】

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今日はやまぼうしの保育をスタッフさんたちにお任せして、私は長男坊の発達検査のために子ども発達支援センターへ行ってきました。

帰ってきたのが昼過ぎ。

やまぼうしの家で暑さをしのぎながら、いつも通り楽しく過ごしていたそうです。

というわけで、今日は私は子どもたちの様子を直に見れていないので、発達支援センターに行った話を少々。

うちの長男坊はダウン症と診断されて、その関係で定期的に発達支援センターに通っています。

これまではじゅんさんが行ってくれていたのですが、最近は私が行くようになりました。

今日は発達検査。

検査してくれたのは、少し年上かな、ってぐらいの男の人で、気さくでいい雰囲気の方でした。

しかし、初対面の人には警戒バリバリの長男坊。

これでもかと言うぐらい、下からにらみあげておりました。

警戒マックスながらも、渡されたものは受け取り、しだいに部屋にも男の人にも慣れてきて、少しづつ遊びだす。

発達検査という視点から見た長男坊について、事細かに説明してくれたのが、印象的だったし、面白かったです。

小さな鈴を指でつまんでもてることはすごいらしく、同じ型に積み木をはめるのは彼にはまだ難しかったようです。

なにより、自分の意思をしっかりと持って、自己表現がはっきりしているとのこと。

ざっとみた感じは八ヶ月程度の発達だそう。

私自身は、彼の発達が遅いことや、発達検査にひっかかることはあんまり気にしてはいませんが、こうした発達検査という視点から見ると、また自分とは違う視点を知れて面白いなとは思いました。

物事を見るいろんなものさしがあるけれど、そのひとつという感じ。

なにかの本で、今は『発達』というものさしでしか子どもたちが見られない時代と書いてありましたが、たしかに『発達』一本のものさしだけだったら、それに外れり、それに合わさなければいけなかったりしないといけなくなるのはしんどいような気がします。

私は本が好きで、いろんなジャンルのものを読みますが、たとえば宗教でも仏教、キリスト教、イスラム教、各国の先住民の土着信仰など、それぞれで、物事を見るものさしが違います。それは心理学でも、発達心理学、精神分析、深層心理などなどで、ものさしが違います。

いろんなものさしを知っていたら、わりかし生きやすいのかもしれません。

そんなことを思った今日でした。

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