京都・宇治田原町の森のようちえん

里山保育やまぼうしのブログ

化学反応【2024.6.24】

本日はくつわ池自然公園へ行ってきました。

休みが重なって、やまぼうしに来たのは年少女子、年少男子、年中男子のトリオ。

異色の三人組ですが、「この三人でいったい五時間、どうやって過ごすんだろう・・・・・・」みたいな大人の不安は、たいてい杞憂で、だいたい新たな化学反応を起こしてくれるものです。

年中彼はアリの行列を見つけて、その観察に夢中。

草むらから出てきたアリは長い行列をつくって、バンガローの壁へと消えていきました。

たぶん草むらの奥にはなにかいい食料が落ちているのでしょう。

化学反応はなにもそれまでとは違う子と遊ぶことだけじゃありません。

こうして上手に一人遊びするのも、ひとつの化学反応。

前にも言ったことがありますが、ひとりで遊べるってのは、たぶん生きる上で大切なスキルのひとつだと思っています。

ひとりで遊べるということは、どんなところでも、どんなときでも、楽しむことができるということ。

それができたら、強いと思うんです。

彼も少しづつ、それができるようになってきたんじゃないかな。

イレギュラーの年少彼がまた上手に一人遊びをするんです。

なにやらひとりで楽しんでいる。

そこに年少彼女もまじって、一緒にごっこ遊びしたり。

回を重ねるごとにそのユニークさを発揮してきた年少彼。

ボケを連発してきたり、ただ水筒から水を飲む姿がおじさんチックで面白かったり。

なかなかの逸材です。

馴染んでいく彼が楽しみです。

年少彼女は、年中女子二人がいなくて、どうかなあと思ってたら、それは別に問題ないみたいで、ごむしろ上機嫌で、楽しそうに嬉しそうにお話してくれたり、他の子と遊んだりしていました。

年少彼のボケにつっこんだり、年中彼と走ったり。

彼女の新たな一面を見た気がします。

振り返ってブログを書こうと思ったら、あれ? 今日なにしてたんだろ、って感じなんだけど、実際のやまぼうしは特に時間を持て余してたこともなく、それぞれがまったりと有意義に過ごしていた感じ。

たしかにいつもより時間はゆったりと流れていた気はします。

こういう日もあって、いいんです。

自然はいつも同じじゃない。

やまぼうしのメンバーもそうで、休みの子がひとりいると、それで関係性も少し変わって、新たな変化があったりなかったり。

そういう子どもたちの姿も、また見ていて楽しいものです。

  • B!

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