京都・宇治田原町の森のようちえん

里山保育やまぼうしのブログ

少しづつ、少しづつ。【2024.5.7】

本日はくつわ池自然公園へ行ってきました。

雨降る中でのやまぼうし。

魔女の家についても、まだ降っていたので、樹の下を選んで、雨宿り。

雨があがる予報だったのに、雨脚強まってきて、バンガローの軒下で雨宿りさせてもらいました。

こじんまりの今年のやまぼうし、このスペースで子どもたち集まってお弁当タイムを楽しめます。

小さなカタツムリも雨宿りしていました。

殻がまだ半透明っぽくて、たぶん赤ちゃんカタツムリ。

殻の割合に対して、身体は案外長くて、でも縮こまったらちゃんと全身、殻の中に入っていて。

赤ちゃんカタツムリって案外出会わないような気がします。

お弁当の蓋を閉めれない年少彼女。

その蓋を閉めてあげる年少彼。

そんな彼は自分のお弁当はほったらかし。

人のができるからって、自分のができると思うのは大人の勝手。

子どもはそんな単純ではありません。

うーん、難しい。

りょうこさんが持ってきてくれたカップに、お花を詰めてお花のパフェ。

こちらの男子ーずは、滴り落ちてくる雨水をカップに集めて。

水道でためるのではなく、雨水でためたいらしい。

それはこだわりたいみたい。

つぼみちゃんのところへ遊びに行く道中。

年少彼が見つけた藤のさや。

割って中身出したいけど固くて難しい。

それを見て、年中彼が手伝ってくれた。

中からは黒くて大きな種。

さらに進むと、道の真ん中に転がっていたのは、あまりにも生々しい動物の頭蓋骨。

口のほうはまだ皮がついているんじゃないかな。

たぬき? きつね? いたち?

「こわいー」と言いながらも、子どもたち、まじまじと観察。

歴代発見した骨の中でも、これはなかなかインパクト大の骨でした。

つぼみちゃんのところでしばらく遊んで戻ってきたやまぼっこたち。

こちらの女子たちは、ようやく生えてきたヘビイチゴの実を集めて。

集めた実はお家に持って帰るんだと、嬉しそうにリュックの中へ。

年中彼が相撲をやりたいと。

年少彼を誘ってみたら、案外乗り気で、相撲がはじまった。

年少彼、まだルールが曖昧で、輪から出ちゃうけど、何回かやりながらなんとなく分かってきた感じ。

それを見ていた年少彼女も、「やる〜」と参戦。

年中彼とやっていると、年少彼も乱入してきて、まだまだルールが難しい年少さんたちだけど、楽しそうに相撲していた。

すると年中彼女もやってきて、結局みんなで相撲。

少しづつ少しづつ、このメンバーでの新しい関係性ができてきている感じ。

少しづつ、少しづつ。

 

  • B!

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