京都・宇治田原町の森のようちえん

里山保育やまぼうしのブログ

泳ぐにはまだ早い【2024.5.30】

本日は袋谷親水公園へ行ってきました。

川遊びにはいい天気。

さっそく、網持って川へ行く男子たち。

今日もエビがよくとれる。

網を川のへりにおいて、川上から足でエビを追いやると、大量のエビを捕獲できます。

その技を伝授すると、年中彼は足を濡らしたくないから、手で追いやる方法を思いつき、エビを大量にゲット。

年少彼も地道にすくって、エビをゲットしていきます。

本当に今年は多くて、あっという間に水槽の中がエビだらけ。

しらす丼にしたら美味しそう。

女子たちが完全水遊び仕様に着替えて現れる。

足をつけてみて、「冷たっ」。

年中彼女は腰まで使ってみて、まだまだ入るほどではなかったと悟る。

川の水は思いの外、冷たいのです。女子たちはそうそうに上がって、ごっこ遊び。

男子たちは石で川をせき止めて、増水させる遊び。

この遊び、楽しいですよねえ。

ぼくも好きなんです。

もちろん帰る時は解体してから帰らせてもらってます。木登りしてもごっこ遊び。

とにかくどこでも、ごっこ遊び。

その中でも、誰が先に登るのか、どういう順番で降りるのか。

そういった細かいところも自分たちでいい塩梅で決めている。

話し合ったり、阿吽の呼吸であったり。

今日はカナヘビとトカゲには会えなかったけれど、エビの他にもカエルやカニと出会えました。

カエルは緑色と茶色のやつ。

お腹の色も白と黄色で違うのを発見する子どもたち。

カニはなぜかハサミが2つと足が一本なかった。

子どもたちも、「どうしてハサミないんやろ?」と疑問を抱く。

カニの身になにが合ったのだろうか。

これから生きていけるのだろうか。

偶然出会ったカニのこれまでとこれからの人生、いやカニ生を想像してしまう。

鬼ごっこに誘ってくる年少彼。

「鬼決めしよ」と足を差し出してくる。

ぼくも出すと、なにやら一回ずつぼくと年少彼の足を指さして、「父ちゃんが鬼」と言ってくる。

そして、彼が追いかけてくる。

鬼決めは去年の年長さんたちがしていたこと。

それを見様見真似でしているのでしょう。

まだ鬼の定義も分かっていないご様子だけど。

年少彼の中に卒園児たちが見えて、懐かしく思いました。

  • B!

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